特許
J-GLOBAL ID:200903015253568995

磁性流体シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-220025
公開番号(公開出願番号):特開2001-050400
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 相対回転速度が高速で、かつ、振れが大きい場合でも安定したシール性を維持する高性能な磁性流体シール装置を提供する。【解決手段】 シャフト5の周面には、周壁面を高圧側Hから低圧側Lに向かって段階的に段差を有して縮径する段差面10とした磁性部材11が設けられ、磁性部材11の段差面10に対向したシール体3のポールピース2の周壁面は、段差面10に対向して高圧側Hから低圧側Lに向かって縮径するテーパ面12に設けられており、シャフト5が振動等によって径方向或いは軸方向に移動しても、その移動量に比せず隙間7の変動が小さく抑えられ、安定したシール性能が得られると共に、ポールピース2と段差面10との接触を回避することができる。また、磁性流体に作用する遠心力が、磁性流体を高圧側へ流動せしめる力として働き、高圧側から低圧側へ飛散しようとする磁性流体の飛散防止が可能となる。
請求項(抜粋):
互いに相対回転自在に組付けられる2部材間の環状隙間をシールするもので、2部材の内、どちらか一方の部材の前記環状隙間側に配置された第1磁極部と、他方の部材の前記環状隙間側に配置された第2磁極部と、前記環状隙間を通過する磁界を形成する磁力発生手段と、該磁力発生手段の磁界によって、前記環状隙間を介して対向する前記第1磁極部及び前記第2磁極部の周壁面の間に保持され、前記環状隙間を密封する磁性流体と、を備えた磁性流体シール装置において、前記第1磁極部及び前記第2磁極部の周壁面を、軸方向及び径方向に対して、傾斜した角度に設けたことを特徴とする磁性流体シール装置。
Fターム (5件):
3J042AA03 ,  3J042BA04 ,  3J042CA17 ,  3J042CA18 ,  3J042DA01
引用特許:
審査官引用 (1件)

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