特許
J-GLOBAL ID:200903015253775052
車両用空気調和装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317948
公開番号(公開出願番号):特開平7-144527
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 過渡期に第1空調ゾーンの設定温度と第2空調ゾーンの設定温度が異なっても、風量制御あるいは内外気制御を適切に行うことによって第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温度に近づける。【構成】 制御装置9は、左右の第1、第2温度設定手段45、46の設定温度と室内温度センサ47との偏差に基づいて過渡期か定常時かを判断する。過渡期と判断すると、第1温度設定手段45の設定温度と車室内温度との第1偏差と、第2温度設定手段46の設定温度と車室内温度との第2偏差とを比較し、偏差の小さい側の設定温度を偏差の大きい側の設定温度に合わせる。つまり、過渡期においては、ともに設定温度は偏差の大きい側の値とされる。そして、偏差の大きい側の設定温度に基づいて送風機の風量を決定する。このため、過渡期における風量が、従来に比較して大きくなり、過渡期に素早く室温が両設定温度に近づく。
請求項(抜粋):
車室内における第1空調ゾーンに向けて空気を送るための第1通路と、車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送るための第2通路と、前記第1通路と前記第2通路に車室内に向かう空気流を生じさせる送風機と、前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段と、前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定手段と、車室内の温度を検出する室内温度センサと、前記第1温度設定手段で設定された設定温度、前記第2温度設定手段で設定された設定温度、および前記室内温度センサの検出する車室内温度に基づいて、前記送風機の風量を決定する風量決定手段を有する制御装置とを備える車両用空気調和装置において、前記制御装置は、前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前記室内温度センサの検出する車室内温度との第1偏差が所定値よりも大きい時、あるいは前記第2温度設定手段で設定された設定温度と前記室内温度センサの検出する車室内温度との第2偏差が所定値よりも大きい時に、過渡期と判断する過渡期判断手段と、この過渡期判断手段が過渡期と判断した際に、前記第1偏差と前記第2偏差とを比較し、大きい方の偏差に基づいて前記送風機の風量を決定する風量補正手段とを備える車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101
, B60H 1/00
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