特許
J-GLOBAL ID:200903015269945519
UVまたはUV/IRまたはIR/UV硬化コーティング形成用コーテイング化合物及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182707
公開番号(公開出願番号):特開平5-255612
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 基材上にコーティング化合物を塗布し、UVあるいはUV/IRまたはIR/UVを組み合わせてコーティングされた基材に照射し、UVあるいはUV/IRまたはIR/UV硬化コーティングを形成させる方法及び、この方法において使用されるUVあるいはUV/IRまたはIR/UVで硬化する化合物を提供する。【構成】 本発明に係るコーティングは、重合可能な配位子を有しTiあるいはZrを含む有機金属錯化合物の溶液である成分Aと、一般式(II)【化1】で表される、一個または複数個ラジカル重合が可能なアルコキシシランの加水分解物である成分Bと、0.1%から5%(重量%)までの重合開始剤である成分Cと、従来の添加剤で構成され、加水分解可能な化合物(II)のTi錯化合物あるいはZr錯化合物に対するモル比は、10:4と10:0.1の間である。
請求項(抜粋):
基板上にコーティング化合物を塗布し、そのコーティングされた基板にUV照射とUV/IR照射またはIR/UV照射を組み合わせて照射して、基板上にUVまたはUV/IRまたはIR/UV硬化コーティングを形成する製造方法において、重合可能な配位子を有する有機金属錯化合物の溶液であって、不活性溶媒中で一般式(I)に示されるように有機金属化合物と単独または複数で使用される1以上の二重結合を有するキレート剤とを反応して得られる成分Aであって、【化1】式中、R基は、同一のものまたは異なるものであり、M:チタン(Ti)またはジルコニウム(Zr)、R:ハロゲン、ヒドロキシル基(- OH)、アルコシキル基(- OR′)または- O- (CH2 - CH2 O- )mR′(m=1〜3)、ハロゲン:塩素(Cl)または臭素(Br)、R′:炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはアシル基、前記キレート剤は、金属イオン封鎖剤として、化1で示されたMR4 の1モルに対して0.5モル〜10モルの量で使用され、少なくともドナーとなる2つの酸素を有し、1つ以上のラジカル重合が可能なアルコキシシランの加水分解物であって、一般式(II)に示される1以上のラジカル重合が可能なアルコキシシランの加水分解によって得られる成分Bであって、【化2】式中、n=2または3、R,R1 ,R2 基は、同一のものまたは異なるものであり、R:ハロゲン、ヒドロキシル基(- OH)、アルコシキル基(- OR′)または- O- (CH2 - CH2 O- )mR′(m=1〜3)、ハロゲン:塩素(Cl)または臭素(Br)、R′:炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはアシル基、R1 :炭素数1〜8のアルケニル基、R2 :水素、炭化水素、好ましくは炭素数1〜8のアリル基、その加水分解は、不活性溶媒において行われ、少量の水、少なくともアルコキシ基のすべてを加水分解するのに必要な量の水の半量を加えて生成する成分Bと、0.1〜5重量%含有する重合開始剤である成分Cと、従来の添加物と、から構成され、キレート剤MR4 に対する加水分解物(II)のモル比が、10:4から10:0.1の範囲とすることを特徴とするコーティング化合物の製造方法。
IPC (4件):
C09D 4/00 PEA
, B05D 3/06
, B05D 7/24 301
, B05D 7/24 302
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