特許
J-GLOBAL ID:200903015273283091

誤入力防止機構付きマルチメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-329347
公開番号(公開出願番号):特開平10-246737
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ロータリスイッチによって選択される複数の入力端子孔のうち中央部分に位置する入力端子孔についても2以上のモードを割り当てできるように、また、シャッタ板の回転範囲内でも共通の端子孔を配置できるようにして、設計の自由度を高めた誤入力防止機構付きのマルチメータを実現すること。【解決手段】 マルチメータ1では、ロータリスイッチ30を回転させると、セレクタ71に対して所定の角度範囲を隔てた位置に構成した第1および第2の駆動側突起711、712が従動車72の第1または第2の従動側突起721、722を押し退け、歯車機構60を介して、マイナス共通端子孔40を中心にシャッタ板51が回転する。その結果、入力端子孔41〜43のうち、特定の端子孔のみが開放状態になる。ロータリスイッチ30を所定の位置で廻しても、シャッタ板51が回転せず、第1の入力端子孔41が開放状態のままである。
請求項(抜粋):
測定機能を選択するためのロータリスイッチと、テストリードのピンプラグを差込み可能な共通端子孔、および該共通端子孔とは別の複数の選択端子孔と、前記共通端子孔を開放したまま、前記ロータリスイッチに対する回転操作に基づいて所定の角度範囲を回転移動し、前記複数の選択端子孔のうちのいずれか1つの選択端子孔を開放するとともに、他の選択端子孔を遮蔽するためのシャッタ板と、該シャッタ板に前記ロータリスイッチからの回転動作を伝達して前記シャッタ板を回転駆動するシャッタ板駆動機構とを有する誤入力防止機構付きマルチメータにおいて、前記シャッタ板駆動機構は、前記ロータリスイッチの回転範囲内に、前記シャッタ板と前記ロータリスイッチとを機構的に接続することにより前記ロータリスイッチの回転操作に連動して前記シャッタ板を回転移動させる少なくとも2か所の接続位置と、該接続位置の間において前記シャッタ板と前記ロータリスイッチとの機構的な接続を遮断することにより前記ロータリスイッチの回転動作にかかわらず前記シャッタ板を停止させておく遮断位置とを有するように構成されていることを特徴とする誤入力防止機構付きマルチメータ。
IPC (2件):
G01R 15/12 ,  G01R 1/04
FI (2件):
G01R 15/12 A ,  G01R 1/04 A

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