特許
J-GLOBAL ID:200903015275047719
画像処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中野 佳直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321242
公開番号(公開出願番号):特開平7-154593
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 悪用画像処理禁止原稿を認識したとき、あるいはプリスキャン時とコピースキャン時の間で原稿のすり替えを検出したときに悪用画像処理を禁止する。【構成】 悪用禁止原稿検出部11はプリスキャン時の読取り画像を画像メモリ11-1に記憶し、この画像から複写が禁止されている原稿であるかどうかを画像認識部11ー2で判定する。また原稿すり替え検出部12は先のプリスキャン時に読取られた画像とコピースキャン時に読み取られた画像が同一の物であるかどうかを、2値化された画像のドットのon/off反転数による原稿の特性値によって判定する。そして画像出力判断部13は各検出部11,12から情報により画像出力のための制御信号を画像出力部14に出力する。すなわち、画像出力判断部は悪用画像処理の禁止されていない原稿であることが認識され、かつ原稿すり替えのないことが検出されたときのみ正常に画像出力し、それ以外のときに画像出力の中止などの判断を行う。
請求項(抜粋):
原稿画像を画素単位でスキャナーで読み取り、該読み取り画像を画像処理して出力する画像処理装置において、プリスキャン時の読み取り画像を格納する画像記憶手段と、該画像記憶手段に格納された画像が複写を禁止されている原稿であるかどうかを判定する画像認識手段と、プリスキャン時に読み取られた画像と、コピースキャン時に読み取られた画像が同一の物であるかどうかを判定する原稿すり替え検出手段と、前記画像認識手段によって複写を禁止されている原稿を検出した場合、または前記原稿すり替え検出手段によって画像が同一の物でないことが検出された場合に、画像出力を制御する手段と、を備え、前記原稿すり替え検出手段はスキャナーで読み取った画像を2値化する2値化手段と、前記2値化手段で2値化された画像のドットのon/off反転数をカウントするカウント手段と、プリスキャン時に、前記カウント手段によってカウントされたドットのon/off反転数を格納するレジスタと、コピースキャン時に、前記カウント手段によってカウントされたドットのon/off反転数のカウント値と前記レジスタのカウント値の差分を求める演算手段と、前記演算手段で求めた差分と閾値を比較して、プリスキャン時に読み取られた画像とコピースキャン時に読み取られた画像が同一の物であるかどうかを判定する判定手段と、から構成された画像処理装置。
IPC (4件):
H04N 1/40
, B42D 15/10 531
, G03G 21/04
, H04N 1/44
FI (2件):
H04N 1/40 Z
, G03G 21/00 550
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