特許
J-GLOBAL ID:200903015275738061
助手席エアバッグ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-302925
公開番号(公開出願番号):特開平6-127328
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、助手席においてアウトオブポジションの乗員に対してミッドマウント位置からエアバッグが膨張することの弊害を防止できるようにすることを目的とする。【構成】 膝当保護体16の前方への移動をリンク19により回転自在のエアバッグモジュール13の下端部に伝達してエアバッグモジュール13を回転させるようにし、衝突時に乗員の膝部が膝当保護体16に当たることによって膝当保護体16が前方へ移動したときだけ、リンク19を介してエアバッグモジュール13をハイマウント位置からミッドマウント位置に切り換えるものである。【効果】 従って、助手席11において子供がアウトオブポジション状態にあるときには、膝当保護体16に膝部が当たらず、膝当保護体16が前方へ移動せずにエアバッグモジュール13はハイマウント位置で膨張し、子供の顔面に向かってエアバッグが膨張することを防止できる。
請求項(抜粋):
助手席前方のインストルメントパネルの内側に配設されて回転自在に支持されエアバッグが上面からウィンドシールド沿いに膨張するハイマウント位置と上面から斜め後ろ上方に膨張するミッドマウント位置とに切り換わるエアバッグモジュールと、前記インストルメントパネルの下部に前後に移動自在に設けられ衝突時に乗員の膝部の押圧により前方へ移動する膝当保護体と、前記膝当保護体の前方への移動を前記エアバッグモジュールの下端部に伝達して前記エアバッグモジュールを前記ハイマウント位置からミッドマウント位置に切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする助手席エアバッグ装置。
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