特許
J-GLOBAL ID:200903015277189804

共役ジエン重合体類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野崎 銕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236866
公開番号(公開出願番号):特開平5-051405
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【構成】 (a)下記化1式【化1】で表される二級カルボン酸の希土類金属塩、(b)有機アルミニウム化合物(c)ハロゲン含有ルイス酸化合物からなる複合触媒の存在下に、共役ジエン類を重合する共役ジエン重合体類の製造方法。ただし、R1 ,R2 は炭素原子3〜20個を有するアルキル基を示し、その分岐指数【数1】が0.15〜0.4である。【効果】 予備反応又は触媒熟成等の特殊な操作を必要とせずに、極めて高い触媒活性を達成でき、しかも得られる重合体類は高いシス含率と分子量分布の均一性に優れ、狭い分子量分布を有する。タイヤ、ベルト、HIPS等の用途に適する。
請求項(抜粋):
(a)下記化1式で表される二級カルボン酸の希土類金属塩、【化1】(b)有機アルミニウム化合物(c)ハロゲン含有ルイス酸化合物からなる複合触媒の存在下に、共役ジエン類を塊状重合又は炭化水素溶媒中で溶液重合することを特徴とする共役ジエン重合体類の製造方法。ここに、複合触媒成分(a)を示す化1式中のLnは希土類金属元素であり、R1 及びR2 は炭素原子3〜20個を有するアルキル基を示し、かつ、下式で定義されるアルキル基の分岐指数bが0.15〜0.4の範囲である。【数1】上記式における全炭素数とは、カルボキシル基の炭素も含むカルボン酸全体の炭素数を示し、3級炭素数と4級炭素数の和とは、カルボキシル基の炭素を除く全アルキル基における数である。
IPC (2件):
C08F 4/54 MFG ,  C08F 36/04

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