特許
J-GLOBAL ID:200903015282879258

パルス管冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047827
公開番号(公開出願番号):特開平11-248277
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、冷却効率及び耐久性を向上させることができ、かつ、装置の作製が簡易で、小型化を容易に図ることができるパルス管冷凍機を提供することを課題とする。【解決手段】 パルス管冷凍機10は、ピストン1eに連通路1hが設けられたピストン対向型のリニア圧縮機1と、蓄冷材内を通過する流体により、冷却部3を冷却する蓄冷器2と、冷却部3を介して蓄冷器2に連通されたパルス管4と、細管5を介してパルス管4に接続されるバッファタンク6と、一端側がリニア圧縮機1のシリンダ1cに貫通し、かつ、所定のタイミングでピストン1eに設けられた連通路1hの外周側の開口部に連通するように形成され、パルス管4の他端側に接続される第1の流路7a及び第2の流路7bと、を有して構成されている。
請求項(抜粋):
内部に流体が収納され、該流体との間で熱交換を行う蓄冷器と、前記蓄冷器の一方の端部に形成され、被冷却体を冷却する冷却部と、前記冷却部に一端側が隣接するとともに、前記蓄冷器内の空間に連通して前記流体が収納されたパルス管と、前記蓄冷器の他端側から前記流体の圧送及び吸引を所定の周期で繰り返すことにより、前記蓄冷器内の前記流体に圧力及び変位を与える流体制御手段と、前記パルス管の他端側と前記流体制御手段とを連通する流路手段と、前記パルス管の他端側に設けられ、前記パルス管内からの変位した前記流体を蓄えるバッファタンクと、を備え、前記流路手段は、略同等に構成された第1の流路及び第2の流路を有し、前記流体制御手段による前記圧送及び吸引に伴う、前記蓄冷器及び前記パルス管内の圧力が下降行程の所定のタイミングのとき、前記第1の流路を介して前記パルス管の他端側へ第1の流量の前記流体を供給し、前記蓄冷器及び前記パルス管内の圧力が上昇行程の所定のタイミングのとき、前記第2の流路を介して前記パルス管の他端側から第2の流量の前記流体を吸引することを特徴とするパルス管冷凍機。

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