特許
J-GLOBAL ID:200903015283527789

エンジン制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090183
公開番号(公開出願番号):特開平7-293267
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】発電電動機の体格、重量増加を回避し、発電電動機の発電電圧利用率の低下を抑止しつつ、アイドル回転時の車両制振性能を向上する。【構成】インバータ回路4の半導体スイッチS1〜S6はコントローラにより制御されて、エンジンのトルクアシスト時にエンジン回転数(角速度)に同期して開閉され、これにより車両用三相交流発電電動機2が電動動作となって、エンジンのトルク不足が解消される。また、エンジンのトルク過剰時に、インバータ回路4は発電電圧を整流してバッテリ8の充電を行い、これによりエンジンのトルク過剰が解消される。半導体スイッチS4〜S6は、少なくともエンジンのアイドル回転時中の発電動作期間の初期に発電電動機の電機子コイル91〜93を短絡し、その後の発電動作時の後期に前記短絡を終了する。その後、電機子コイル91〜93の短絡を遮断すると電機子コイルの端部に高電圧が発生し、アイドル回転時でもバッテリが充電できる。
請求項(抜粋):
車両用エンジンにトルク授受可能に連結される車両用三相交流発電電動機と、複数の半導体スイッチで構成されるとともに、前記発電電動機と蓄電手段との間に介設されて電力の交直変換を行いつつ前記両者の間で電力授受を仲介するインバータ回路と、前記エンジンのトルク変動に同期する周期で前記インバータ回路の前記半導体スイッチの開閉を制御して前記発電電動機に発電動作と電動動作を交互に指令して前記トルク変動を抑止するコントローラとを備えるエンジン制振装置であって、前記コントローラは、前記エンジンのアイドル回転中における前記発電動作期間の初期に前記半導体スイッチを閉じて前記発電電動機の電機子コイルを短絡させ、その後、所定の前記半導体スイッチを開放して前記電機子コイルの短絡を解除することにより、前記電機子コイルが発生する高電圧で前記バッテリを充電させることを特徴とするエンジン制振装置。
IPC (7件):
F02B 75/06 ,  B60L 7/20 ,  B60L 11/12 ,  B60L 11/14 ,  F02B 61/00 ,  F02D 29/06 ,  F16F 15/18

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