特許
J-GLOBAL ID:200903015284162520
車両用舵角制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319318
公開番号(公開出願番号):特開平5-155346
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 4WSでステア特性が制御実行によりハンドル角一定でもオーバステア特性化するのを防ぎ、運転者に不安感を与えず安定した車両特性を得る。【構成】 ヨーレイト目標値設定部4は、規範モデルを用い、線形定常ヨーレイトゲイン目標値設定部4a、定常ヨーレイトゲインリミッタ4b、ヨーレイト定常目標値設定部4cで定常特性を設定する。リミッタ4bは、予め車速Vに応じた制御量をもって定常ヨーレイトゲイン制限し、これにより車両のステア特性が舵角制御を行うことでオーバステア特性側に変化するのを防止する。設計者が運動目標となる規範モデルの定常ヨーレイトゲインの設定につき、たとえ低速側でより少ない操舵角入力で旋回可能とするのを狙ってヨーレイトゲインを高めても、ステア特性がオーバステア化してそれ故にふらふらと変化することはない。
請求項(抜粋):
前輪または後輪の少なくともいずれか一方の舵角を制御可能な舵角制御機構、及び舵角制御入力に従い制御入力値に実際の舵角が一致するよう機構の駆動をする駆動部を含む操舵装置を有する車両において、ステアリングホイールの操舵角またはこれに相当する量を検出する検出手段と、車速またはこれに相当する量を検出する検出手段と、これら検出手段からの出力を用いて車両のヨー・横平面運動に関連する少なくとも1つの被制御量について操舵角入力に対する定常特性及び過渡応答特性を設定する目標値設定手段であって、当該設定手段で設定される被制御量の定常ゲインについて、制御対象車両のステア特性がオーバステア特性側に変化するのを防止する定常ゲインリミッタを有する車両運動目標値設定手段と、該車両運動目標値設定手段で設定される運動目標値に実際の車両応答が一致もしくは追従するように前記制御対象車輪の舵角制御入力値を演算して前記操舵装置に指令する舵角演算手段とを具備してなることを特徴とする車両用舵角制御装置。
IPC (4件):
B62D 6/00
, B62D101:00
, B62D113:00
, B62D137:00
引用特許:
前のページに戻る