特許
J-GLOBAL ID:200903015290861015

焼結合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077652
公開番号(公開出願番号):特開平5-279814
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性とともに耐焼き付き性、耐熱性、耐酸化性に優れた耐摩耗部品の材料としての焼結合金を提供する。【構成】 耐摩耗性焼結合金は、クロムを10重量%以上27重量%以下、窒素を0.1重量%以上1.0重量%以下、炭素を0.2重量%以下含有し、残部が鉄と不可避的不純物とからなる。窒素は固溶体とCr2 N析出相に含まれて存在している。焼結合金はCr2 N析出相をマトリックス中に5%以上の面積比率で含有している。焼結合金の密度の理論密度に対する比は80%以上である。この焼結合金の出発原料はクロムを10重量%以上27重量%以下含有する鉄-クロム系合金粉末として準備される。焼結体を窒素雰囲気中で加熱することにより、窒素は合金全体に均一に浸入し、窒素を合金中に固溶させることができる。
請求項(抜粋):
クロムを10重量%以上27重量%以下、窒素を0.1重量%以上1.0重量%以下、炭素を0.2重量%以下含有し、残部が鉄と不可避的不純物とからなり、前記窒素は固溶体とCr2 N析出相に含まれて存在しており、前記Cr2 N析出相をマトリックス中に5%以上の面積比率で含有しており、理論密度に対する比が80%以上である密度を有することを特徴とする、焼結合金。
IPC (3件):
C22C 38/00 304 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/18

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