原子炉用燃料集合体

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：曾我道照 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-172761
公開番号（公開出願番号）：特開平8-036078
出願日： 1994年07月25日
公開日（公表日）： 1996年02月06日
要約：

【要約】【目的】高燃焼度燃料においても、常に好適な浮き上がり防止力を生ずるスプリングを上部ノズルに備えた原子炉用燃料集合体を提供する。【構成】原子炉用燃料集合体の上部ノズル20は、制御棒案内管の上端が連結されると共に冷却材流通孔をもつ多孔基板21と、同多孔基板21に摺動自在に冠装されて接近離隔する上枠板23と、その多孔基板21及び上枠板23の間に介装され両者の全高を調整するスライドカム板31とから構成される。そして、上枠板23に基端が固定され上方へ突出したリーフスプリング25の折曲げ先端が、スライドカム板31に連接し、リーフスプリング25の押下げ変形量に応じてスライドカム板31を水平方向に動かして、全高調整機能を達成するようにしている。

請求項（抜粋）：

冷却材流通孔をそれぞれ多数有する下部ノズル及び上部ノズルと、前記両ノズル間に互いに平行に延びた複数の制御棒案内管と、同制御棒案内管に固定された支持格子と、同支持格子の開口内にそれぞれ挿通支持され前記制御棒案内管と平行に前記両ノズル間に延びた複数の燃料棒とから構成された原子炉用燃料集合体において、前記上部ノズルは、前記制御棒案内管の上端に固定された多孔基板と、同多孔基板に接近離間自在に設けられた上枠板と、同上枠板及び前記多孔基板の間に介装され両者の全高を調整するスライドカム板とから構成され、前記上枠板に基端が固定され上方へ突出したリーフスプリングの折曲げ先端が前記スライドカム板に連接し、前記リーフスプリングの押下げ変形量に応じて前記スライドカム板を水平方向に動かすことを特徴とする原子炉用燃料集合体。

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