特許
J-GLOBAL ID:200903015293783325

2通りの施錠方法を持つ南京錠

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-359829
公開番号(公開出願番号):特開平10-184154
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【目的】 現在使用されている南京錠は、ツルを本体に押し込むだけで施錠できるものとツルを押し込んで鍵を回動させ施錠するものとの2種類しかないので、2種類の施錠方法を持つ南京錠を得る。【構成】 ツル2に凹部5、6を設け、本体内部に施錠球7、8と凹陥を持ちシリンダー内筒側に突起を持つ円柱状のカム9を設け、シリンダー内筒10にも突起を設け、突起と突起を互いに噛み合わせ、突起の噛み合い部分の外周にコイルばね15を設け、コイルばね15の一端はカム9に一端はシリンダー内筒10に取り付ける。
請求項(抜粋):
ツル(2)の長脚(3)を南京錠の本体(1)内で滑動は出来るが離脱しないように本体(1)に組み込み、ツルの長脚(3)に施錠用凹部(5)を設け、ツルの短脚(4)にも施錠用凹部(6)を設け、本体(1)内部に円柱状のカム(9)を設け、カム(9)とツルの長脚(3)の間にカム(9)によってツルの長脚(3)の施錠用凹部(5)に押し入れられて施錠状態を構成する金属製又は変形し難い物質製の施錠球(7)を設け、カム(9)とツルの短脚(4)の間にも同様な施錠球(8)を設け、カム(9)の外周には適宜な形状の凹陥(11)と凹陥(12)を設け,カム(9)のシリンダー内筒(10)側の端面にクラッチの役目をする適宜な形状の突起(13、14)を設けてシリンダー内筒(10)のカム(9)側の端面に設ける適宜な形状の突起(16)とが余裕をもって噛み合うようにし、カムの突起とシリンダー内筒の突起が噛み合っている箇所の外周にはコイルばね(15)を設け、コイルばね(15)の一端はカム(9)に取り付け他の一端をシリンダー内筒(10)に取り付け、解錠状態で鍵を本体(1)から抜きとってある時にはツル(2)を本体(1)に押し込むだけで施錠状態になる方法と、鍵を回動して解錠したままで鍵がまだ本体に差し込まれている時にはツル(2)を本体(1)に押し込むだけでは施錠状態にはならないでツル(2)を本体(1)に押し込み鍵を回動させて施錠する方法との2通りの施錠方法を持つ南京錠。

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