特許
J-GLOBAL ID:200903015296917179

避雷器の劣化監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156929
公開番号(公開出願番号):特開平6-005407
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 避雷器の大きさや構成及び設置場所等に拘わらず、簡単な回路構成で、避雷器の劣化を精確に判定することができる避雷器の劣化監視装置を得る。【構成】 変流器4により酸化亜鉛形避雷器1の漏れ電流を検出して増幅器61により増幅した後、同相電圧検出器62により漏れ電流から商用周波数の位相を検出して、この検出値に基づき模擬電圧発生器63により対地電圧の模擬電圧を発生する。掛算器66により模擬電圧と漏れ電流との積を演算し、この演算結果を積分器65により所定時間時間積分した後定時間休止して1つの周期における消費エネルギー量を算出する。CPU67により複数周期の消費エネルギー量を所定期間に亙って複数回検出した時系列データに基づいて避雷器の劣化を判定する。
請求項(抜粋):
避雷器の一端を送電線路に接続すると共に他端を接地し、上記避雷器を流れる漏れ電流を検出して上記避雷器の劣化を監視する避雷器の劣化監視装置において、上記漏れ電流に基づいて上記送電線路の対地電圧を模擬した模擬電圧を発生する電圧発生器と、上記模擬電圧と上記漏れ電流との積を所定時間時間積分した後所定時間休止して1つの周期における消費エネルギー量を算出する消費エネルギー量算出手段と、複数周期の消費エネルギー量を所定期間に亙って複数回検出した時系列データに基づいて上記避雷器の劣化を判定する劣化判定手段とを備えたことを特徴とする避雷器の劣化監視装置。

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