特許
J-GLOBAL ID:200903015304290504
パイプ式ボールペンチップの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303451
公開番号(公開出願番号):特開平9-123663
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】塑性変形を利用するパイプ式ボールペンチップの製造方法に関し、極小ボールを採用したにもかかわらず、長期にわたりボールを安定的に抱持でき、滑らかな筆記が可能な細字用ボールペンチップを得る。【解決手段】製造方法は、塑性変形を利用した三つの工程、即ち、エッジ部形成工程、ボール受け座形成工程、及びカシメ工程からなる。採用するボール6の外径Aは0.5mmより小さい。エッジ部形成工程で、角度αが25度〜45度のエッジ部3を形成する。また、カシメ工程でのエッジ部3の折り曲げ角度βを15度〜25度とする。さらに、ボール露出量Lを、ボール外径Aの25%〜35%とする。
請求項(抜粋):
金属製細管(2)内にセンターピン(32)を挿入し、該細管(2)の外周面に回転ローラー(33)を圧接させることによる塑性変形によって、該細管(2)の先端に先細状のエッジ部(3)を形成するエッジ部形成工程と、細管(2)の先端近傍に内方への押圧変形によってボール受け座(4)を形成するボール受け座形成工程と、前記ボール受け座(4)の前側にボール(6)を挿入した後、前記エッジ部(3)の先端を内方へ折り曲げてボール(6)を回転可能に抱持させるカシメ工程とからなるパイプ式ボールペンチップの製造方法であって、適用するボール(6)の外径(A)が、0.5mmより小であるとともに、前記エッジ部形成工程で形成されるエッジ部(3)の角度(α)が、25度〜45度であることを特徴とするパイプ式ボールペンチップの製造方法。
IPC (4件):
B43K 1/08
, B21D 39/00
, B21H 7/00
, B43K 15/00
FI (4件):
B43K 1/08 Z
, B21D 39/00 F
, B21H 7/00 Z
, B43K 15/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭56-133194
-
特開昭53-082532
前のページに戻る