特許
J-GLOBAL ID:200903015304713839

ロール検出装置およびサスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155724
公開番号(公開出願番号):特開平5-319051
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 加速度センサを用いることなく、バネ上挙動を検出して、車両前後軸周りの回転運動(ロール)の発生を検出する。また、横風などの外乱により生じるロールを検出し、サスペンション特性を制御して乗り心地を改善する。【構成】 左右輪に設けられた車輪速度センサにより求めた左右の車輪速度VFL,VFRからバネ上共振周波数領域の変動量△VWL,△VWRを求め、これを減算して両変動量の逆相成分を反映した減算値△Vwを求める。この加算値△Vwが閾値Vref より大きいか否かを判断して、ロールの発生を検出する。更に、バネ上の挙動のうち特にロールの発生を反映した減算値△Vwが閾値Vref より大きければ、サスペンション特性をハードに制御し、閾値Vref 以下であれば、サスペンション特性をソフトに制御する。
請求項(抜粋):
車両の前後軸回りの回転運動を検出するロール検出装置であって、車両左右の車輪速度を各々検出する第1,第2の車輪速度検出手段と、該検出された左右の車輪速度に基づいて、左右輪各々についてのバネ上共振周波数領域の車輪速度の変動量を求める第1,第2の車輪速変動量抽出手段と、該求められた左右輪についての変動量の逆相成分に基づいて、車両前後軸周りの回転運動の大きさを演算するロール演算手段とを備えたロール検出装置。
IPC (2件):
B60G 17/00 ,  B60G 17/015

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