特許

J-GLOBAL ID：200903015305108998

高純度インジウムの回収方法

発明者： 永田 秀樹 ,  梁田 長康 ,  小笠原 滋 ,  小森 淳
出願人/特許権者： 同和鉱業株式会社
代理人 (1件)： 丸岡 政彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-345288
公開番号（公開出願番号）：特開2000-169991
出願日： 1998年12月04日
公開日（公表日）： 2000年06月20日
要約：

【要約】【課題】 ITOターゲット屑等のインジウム含有物から、簡単な工程で高純度インジウムを回収できる方法を提案する。【解決手段】 インジウム含有物を塩酸で溶解し、この溶解液にアルカリを加えてpHが0.5〜4の範囲内の所定の値になるように中和し、溶解液中の所定の金属イオンを水酸化物として析出させて除去し、次いで、これに硫化水素ガスを吹き込み、次工程の電解に有害な金属イオンを硫化物として析出除去した後、この溶解液を電解元液としてインジウムメタルを電解採取する。この方法によって、ITOターゲット屑から純度99.999%以上のインジウムを回収できる。

請求項（抜粋）：

インジウム含有物を塩酸で溶解する溶解工程と、得られた溶解液にアルカリを加えてpHが0.5〜4の範囲内の所定の値になるように中和し、溶解液中の所定の金属イオンを水酸化物として析出させて除去する中和工程と、得られた中和後液に硫化水素ガスを吹き込み、次の電解工程に有害な金属イオンを硫化物として析出除去する硫化工程と、得られた硫化後液を電解元液としてインジウムメタルを電解採取する電解採取工程とを含む高純度インジウムの回収方法。

IPC (2件)：

C25C 1/22 ,  C22B 58/00

FI (2件)：

C25C 1/22 ,  C22B 58/00

Fターム (13件)：

4K001AA42 ,  4K001BA22 ,  4K001DB04 ,  4K001DB19 ,  4K001DB21 ,  4K001DB23 ,  4K058AA21 ,  4K058BA07 ,  4K058BB04 ,  4K058FC07 ,  4K058FC12 ,  4K058FC21 ,  4K058FC27

引用特許：

審査官引用 (6件)

• インジウムの回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-009082   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 電解用粗インジウムの回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-343921   出願人：住友金属鉱山株式会社
• 特開平3-075224
  
• 特開昭64-031988
  
• 電解採取によるインジウムの回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-195677   出願人：日鉱金属株式会社
• インジウムの回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-313987   出願人：株式会社ジャパンエナジー

引用文献：

審査官引用 (3件)

• 理論分析化学, 19820510, 初版, p.121-123
• 理論分析化学, 19820510, 初版, p.121-123
• 理論分析化学, 19820510, 初版, p.121-123