特許
J-GLOBAL ID:200903015305661360

中間鎖分岐界面活性剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-537385
公開番号(公開出願番号):特表2000-503700
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】中間鎖分岐一級アルキル疎水基および親水基から誘導される中間鎖分岐界面活性剤。本発明は、洗濯およびクリーニング組成物、特に顆粒および液体洗剤組成物に有用な中間鎖分岐界面活性剤の混合物にも関する。
請求項(抜粋):
1. 下記式のアルキル長鎖中間鎖分岐界面活性剤化合物を少くとも0.5重量%、好ましくは少くとも5%、更に好ましくは少くとも10%、最も好ましくは少くとも20%で含んだ洗剤界面活性剤組成物: Ab-X-B〔上記式中: (a)Abは(1)8〜21炭素原子の範囲にある、-X-B部分に結合された最長炭素直鎖;(2)この最長炭素直鎖から分岐する1以上のC1-C3アルキル部分を有して;(3)少くとも1つの分岐アルキル部分が、2位炭素(-X-B部分に結合された炭素#1から数える)からω-2炭素(末端炭素-2炭素)までの範囲内の位置で、最長炭素直鎖の炭素に直接結合されている;および(4)界面活性剤組成物は、上記式中のAb-X部分に、14.5より大きくて17.5まで、好ましくは15〜17の範囲内で炭素原子の平均総数を有する:その部分の全炭素として疎水性C9-C22、好ましくはC12-C18の中間鎖分岐アルキル部分である; (b)Bはサルフェート、スルホネート、アミンオキシド、ポリオキシアルキレン、好ましくはポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレン、アルコキシル化サルフェート、ポリヒドロキシ部分、ホスフェートエステル、グリセロールスルホネート、ポリグルコネート、ポリホスフェートエステル、ホスホネート、スルホサクシネート、スルホサクカミネート、ポリアルコキシル化カルボキシレート、グルカミド、タウリネート、サルコシネート、グリシネート、イセチオネート、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、グリセロールエーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ソルビタンエステル、ポリアルコキシル化ソルビタンエステル、アンモニオアルカンスルホネート、アミドプロピルベタイン、アルキル化クアット、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化クアット、アルキル化クアット、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピルクアット、イミダゾリン類、2-イルサクシネート、スルホン化アルキルエステルおよびスルホン化脂肪酸から選択される親水性部分である;および (c)Xは-CH2-および-C(O)-から選択される〕。 2. Ab部分が下記式を有する分岐一級アルキル部分である、アルキル長鎖中間鎖分岐界面活性剤化合物:〔上記において、この式の分岐一級アルキル部分(R、R1およびR2分岐を含む)における炭素原子の総数は13〜19である;R、R1およびR2は各々独立して水素およびC1-C3アルキル、好ましくはメチルから選択されるが、但しR、R1およびR2がすべて水素であることはなく、zが0であるとき、少くともRまたはR1は水素ではない;wは0〜13の整数である;xは0〜13の整数である;yは0〜13の整数である;zは0〜13の整数である;w+x+y+zは7〜13である〕を含んでいる、請求項1に記載の洗剤界面活性剤組成物。 3. Ab部分が下記から選択される式を有する分岐一級アルキル部分またはそれらの混合である、アルキル長鎖中間鎖分岐界面活性剤化合物:〔上記式中、a、b、dおよびeは整数であり、a+bは10〜16であり、d+eは8〜14であり、更にa+b=10のとき、aは2〜9の整数、bは1〜8の整数である;a+b=11のとき、aは2〜10の整数、bは1〜9の整数である;a+b=12のとき、aは2〜11の整数、bは1〜10の整数である;a+b=13のとき、aは2〜12の整数、bは1〜11の整数である;a+b=14のとき、aは2〜13の整数、bは1〜12の整数である;a+b=15のとき、aは2〜14の整数、bは1〜13の整数である;a+b=16のとき、aは2〜15の整数、bは1〜14の整数である;d+e=8のとき、dは2〜7の整数、eは1〜6の整数である;d+e=9のとき、dは2〜8の整数、eは1〜7の整数である;d+e=10のとき、dは2〜9の整数、eは1〜8の整数である;d+e=11のとき、dは2〜10の整数、eは1〜9の整数である;d+e=12のとき、dは2〜11の整数、eは1〜10の整数である;d+e=13のとき、dは2〜12の整数、eは1〜11の整数である;d+e=14のとき、dは2〜13の整数、eは1〜12の整数である〕を含んでいる、請求項1または2に記載の洗剤界面活性剤組成物。 4. (a)請求項1〜3のいずれか一項に記載されたアルキル長鎖中間鎖分岐界面活性剤化合物を含んだ洗剤界面活性剤組成物0.001〜99%;および (b)ビルダー、酵素、ブリーチ、洗浄界面活性剤およびそれらの混合物からなる群より選択される洗剤組成物補助成分1〜99.999%を含んでなる、洗濯洗剤または他のクリーニング組成物。 5. カチオン性界面活性剤、好ましくは下記式を有するアルコキシル化四級アンモニウム界面活性剤化合物:〔上記式中R1は8〜18の炭素原子、好ましくは10〜16の炭素原子、最も好ましくは10〜14の炭素原子を含む直鎖または分岐アルキルまたはアルケニル部分である;R2は1〜3の炭素原子、好ましくはメチルを含むアルキル基である;R3およびR4は独立して水素、メチルおよびエチルから選択される;X-は電気的中性を呈する上で十分なアニオン、好ましくはクロリド、ブロミド、メチル硫酸またはサルフェートである;AおよびA’は独立してC1-C4アルコキシ、好ましくはエトキシ、プロポキシ、ブトキシおよび混合エトキシ/プロポキシから選択される;pは0〜30、好ましくは1〜4である;qは0〜30、好ましくは1〜4である;好ましくはpおよびqは双方とも1である〕を更に含んでいる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
IPC (2件):
C11D 1/14 ,  C11D 1/29
FI (2件):
C11D 1/14 ,  C11D 1/29
引用特許:
審査官引用 (5件)
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