特許
J-GLOBAL ID:200903015306390352

地中構造物の液状化対策工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174250
公開番号(公開出願番号):特開平11-021870
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【解決手段】 鋼矢板12を非液状化層13以深まで打ち込んだ後、埋設する地中構造物Aの底板位置まで鋼矢板12間を掘削する。その後、打ち込んだ鋼矢板12の背面に角材14を鉛直方向に配置する。次に、地中構造物Aを構成する側壁内の鉄筋aを鋼矢板12に溶接した後、鋼矢板12間の掘削部にコンクリート16を打設し、打設後、コンクリート16が完全に固まる前に角材14を引き抜いて排水溝を形成した後、埋め戻す。【効果】 鋼矢板を非液状化層以深まで打ち込み、かつ、地中構造物を構成する側壁内の鉄筋と鋼矢板を溶接するので、仮に地盤が液状化した場合でも、鋼矢板と非液状化層との摩擦抵抗により地中構造物の沈下、浮き上がりを効果的に抑制できる。また、鋼矢板の背面に形成した排水溝によって、地震等による間隙水圧の上昇を抑止し、逸散させることができるので、地盤の液状化を効果的に軽減できる。
請求項(抜粋):
鋼矢板を非液状化層以深まで打ち込んだ後、埋設する地中構造物の底板位置まで鋼矢板間を掘削し、次に、地中構造物を構成する側壁内の鉄筋を鋼矢板に溶接した後、鋼矢板間の掘削部にコンクリートを打設し、埋め戻すことを特徴とする地中構造物の液状化対策工法。
IPC (2件):
E02D 3/10 101 ,  E03F 3/06
FI (2件):
E02D 3/10 101 ,  E03F 3/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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