特許
J-GLOBAL ID:200903015307145475

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349536
公開番号(公開出願番号):特開平6-205397
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】低解像度局部復号信号をアップサンプリングして高解像度画像信号の符号化における予測に用いる際のアップサンプリング処理を改良して予測効率を向上させ、符号化効率を高くした動画像符号化装置を提供する。【構成】高解像度局部復号信号26を基に高解像度予測信号40を生成する第1の予測器28、低解像度局部復号信号56をアップサンプリングするアップサンプリング回路60、アップサンプリング信号を基に低解像度予測信号62を生成する第2の予測器61、高解像度予測信号40と低解像度予測信号62およびそれらを重み付け加算した信号のいずれかを高解像度画像信号11の符号化のための予測信号13として生成する第3の予測器63を有し、アップサンプリング回路60はフィールド内補間信号とフレーム内補間信号およびそれらの重み付け加算信号から高解像度画像信号11を基に一つの信号を選択して出力する。
請求項(抜粋):
高解像度画像信号を予測符号化すると共に、高解像度画像信号を変換して得られた低解像度画像信号を予測符号化する動画像符号化装置において、前記高解像度画像信号を予測符号化した信号から復号される高解像度局部復号信号を基に高解像度予測信号を生成する第1の予測手段と、前記低解像度画像を予測符号化した信号から復号される低解像度局部復号信号をアップサンプリングするアップサンプリング手段と、前記アップサンプリング手段の出力信号を基に低解像度予測信号を生成する第2の予測手段と、前記高解像度予測信号と前記低解像度予測信号およびそれらを重み付け加算した信号のいずれかを前記高解像度画像信号の予測符号化に用いる予測信号として生成する第3の予測手段とを備え、前記アップサンプリング手段は、(a) 前記低解像度局部復号信号の1フィールド内の信号のみからなるフィールド内補間信号を作成するフィールド内補間信号作成手段と、(b) 前記低解像度局部復号信号の連続する2つのフィールドの信号からなるフレーム内補間信号を作成するフレーム内補間信号作成手段と、(c) 前記フィールド内補間信号と前記フレーム内補間信号およびそれらを重み付け加算した信号から、前記高解像度画像信号と符号化に必要な他の情報の少なくとも一つを基に適応的に決定された一つの信号を該アップサンプリング手段の出力信号として選択する選択手段とからなる、ことを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 7/14

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