特許
J-GLOBAL ID:200903015308092766

光信号伝送用耐熱多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354211
公開番号(公開出願番号):特開平11-237513
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 高温、高湿度下でも安定した光伝送が可能であり、折り曲げに対して座屈しにくい光ファイバを提供する。【解決手段】 ポリメチルメタクリレート系樹脂からなる芯1と、該芯の周囲を取り囲み、芯樹脂とは相溶せずそれ自身が透明で柔らかなビニリデンフロライド系樹脂からなる鞘層2と、該鞘層2の周囲に設けた耐熱性の高いビニリデンフロライド系樹脂からなる保護層3とを有する心線を、7本以上一纏めにして複合紡糸してなる裸線の外側に、さらに固いビニリデンフロライド系樹脂からなる第2の保護層5を設けてなる多芯プラスチック光ファイバ素線とする。
請求項(抜粋):
ポリメチルメタクリレート系の芯樹脂からなる芯繊維と、その芯繊維の周りを、鞘樹脂としてビニリデンフロライドとテトラフロロエチレンとへキサフロロプロペンの3元共重合体またはビニリデンフロライドとヘキサフロロプロペンの2元共重合体であって、ビニリデンフロライド成分が30〜92モル%、テトラフロロエチレン成分が0〜55モル%、ヘキサフロロプロペン成分が8〜25モル%の範囲にあり、ナトリウムD線で20°Cで測定した屈折率が1.350〜1.380の範囲にあり、23°CにおけるショアD硬度(ASTMD2240)の値が30〜55の範囲にあり、メルトフローインデックス(230°C、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm条件)が、5g/10分〜100g/10分の流動性を示す樹脂でとり囲んで鞘層となし、さらに該鞘層の周りを、120°C以上の融点を有し且つビカット軟化温度(ASTMD1525)が110°C以上であるビニリデンフロライド系樹脂で被覆した保護層とを有する心線を、7本以上一纏めになるように複合紡糸してなることを特徴とする光信号伝送用耐熱多芯プラスチック光ファイバ素線。
IPC (4件):
G02B 6/04 ,  G02B 6/00 391 ,  G02B 6/44 331 ,  G02B 6/44 366
FI (4件):
G02B 6/04 C ,  G02B 6/00 391 ,  G02B 6/44 331 ,  G02B 6/44 366
引用特許:
出願人引用 (11件)
全件表示

前のページに戻る