特許
J-GLOBAL ID:200903015312147699

可逆的表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182251
公開番号(公開出願番号):特開平11-001688
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 熱の制御により繰り返し表示が可能であり、熱安定性、コントラスト、経済性に優れた可逆性表示媒体を用いる可逆的表示方法を提供する。【解決手段】 配向膜上に、下記式(I)及び(II)で示される繰り返し単位から構成される共重合体、または下記式 (III)及び(IV)で示される繰り返し単位から構成される共重合体を有する側鎖型高分子液晶層を設けた可逆性表示媒体を使用し、該側鎖型高分子液晶層をその相転移温度以下で加熱することにより該側鎖型高分子液晶層を透明状態とし、次いで、該側鎖型高分子液晶層をその相転移温度以上に加熱して光散乱状態とする可逆的表示方法である。【化1】(式中、k、m及びnは、1〜30の整数であり、A、B、C及びDは、それぞれ特定の液晶分子残基を表す。)
請求項(抜粋):
配向膜上に、下記式(I)および(II)で示される繰り返し単位から構成される共重合体、または下記式 (III)および(IV)で示される繰り返し単位から構成される共重合体を有する側鎖型高分子液晶層を設けた可逆性表示媒体を使用し、該側鎖型高分子液晶層をその相転移温度以下で加熱することにより該側鎖型高分子液晶層を透明状態とし、次いで、該側鎖型高分子液晶層をその相転移温度以上に加熱して光散乱状態とすることを特徴とする可逆的表示方法。【化1】[式中、Ra およびRb は、それぞれ水素原子、メチル基およびハロゲン原子から選択される基を表わし、A、CおよびDは、それぞれ下記式(a)〜(j)で示される液晶分子残基から選ばれる基を表わし、【化2】(式中、XおよびYは、それぞれ単結合または-N=N-、-N(→O)=N-、-CH=N-、-N=CH-、-COO-、-O-CO-およびエチニレン基から選択される基を表わし、R1 はアルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボン酸基、アルキル基から選択される基を表わし、pは1〜5の整数を表わし、pが2以上の場合、それぞれのR1 は異なるものであってもよい。)Bは、水酸基、ハロゲン原子、アルキル基又はアルケニル基で置換されていてもよいフェニル基、複素環基、アミノ基、シアノ基、-COOR2 、-OCOR2および-CONR2 R3 から選択される基を表わし(ただし、R2 およびR3 は、それぞれ水素原子、またはハロゲン原子もしくは複素環基で置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、アルケニル基、肪環式基、ヒドロキシアルキル基、ヘテロ原子を含むアルキル基および置換されていてもよいフェニル基から選択される基を表わす。)、k、mおよびnは、それぞれ1〜30の整数を表わす。ただし、A、B、CおよびDは、それぞれ2種以上の基より構成されていてもよい。]
IPC (6件):
C09K 19/38 ,  C08F 20/26 ,  G02F 1/13 102 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1333 ,  G09F 13/04
FI (6件):
C09K 19/38 ,  C08F 20/26 ,  G02F 1/13 102 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1333 ,  G09F 13/04 U
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-009326
  • 特開昭60-192712

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