特許
J-GLOBAL ID:200903015319608055

歯科矯正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037669
公開番号(公開出願番号):特開平11-226033
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 歯科矯正装置を歯の舌側の面に取り付けるために、ストレートな形状のアーチワイヤを含む歯科矯正装置と、それに適したブラケットを提供する。【解決手段】 歯科矯正装置を外部から見えにくい歯11の舌側の面12に取り付ける場合には、隣接する歯の間に段差が大きい部位があるので、従来は、多くの屈曲部を有しスライド調整の難しいマッシュルーム形のワイヤが使用されているが、歯冠部と歯根部の境の水平面においては、隣接する各歯の舌側の面の間の段差が微小で、それらに滑らかな包絡線を描くことも可能であることを見出したので、その包絡線に沿って配置されるように、単純な曲線とその両端に滑らかに接続する直線からなる平面形状を有し、単一の水平面内にある「リンガル・ストレート・アーチワイヤ」と称するワイヤ27と、それに適するように、水平方向で唇側に向かって開口するスロット30を有するブラケット28を案出した。
請求項(抜粋):
矯正すべき歯列の矯正の目標として想定される矯正後の歯列において、その歯列を構成する各歯の舌側の面が舌側へ突出するように膨出している部分の頂点を通る包絡線に近接してそれに沿うように、水平方向及び垂直方向のいずれにも基本的に屈曲部を有することなく、臼歯の舌側歯冠部の高さの約2分の1の位置を通って前歯の方へ延びる水平面内において滑らかに曲がっていて、前記各歯の舌側に装着され得るワイヤと、該ワイヤと前記各歯の舌側の面とを接続するために、前記各歯の舌側の面に取り付けられると共に、前記ワイヤに対して固定されるブラケットと、からなることを特徴とする歯科矯正装置。
IPC (2件):
A61C 7/14 ,  A61C 7/28

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