特許
J-GLOBAL ID:200903015322676444
固体電解コンデンサー及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248113
公開番号(公開出願番号):特開平5-041338
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】導電性有機高分子を固体電解質として含み、誘電体皮膜との密着性にすぐれ、高周波領域におけるインピーダンスが小さく、静電容量が大きく、耐久性及び信頼性にすぐれる固体電解コンデンサーの提供。【構成】皮膜形成金属上に形成された誘電体酸化皮膜と、この上に固体電解質として、一般式(0<m<1、0<n<1、m+n=1)で示されるポリアニリンであつて、脱ドープ状態で溶剤可溶性であり、457.9nmの波長の光で励起して得られるレーザー・ラマンスペクトルにおけるパラ置換ベンゼンの骨格振動のうち、1600cm<SP>-1</SP>よりも高波数にあらわれる骨格延伸振動のラマン線の強度Iaと1600cm<SP>-1</SP>よりも低波数にあらわれる骨格延伸振動のラマン線強度Ibの比Ia/Ibが1.0以上であるものに、分子内に2個以上のスルホン酸基を有するスルホン酸がドーピングされてなる導電性高分子の膜が形成されている。
請求項(抜粋):
皮膜形成金属上に形成された誘電体酸化皮膜と、この誘電体酸化皮膜上に固体電解質として、一般式【化1】(式中、m及びnはそれぞれ繰返し単位中のキノンジイミン構造単位及びフエニレンジアミン構造単位のモル分率を示し、0<m<1、0<n<1、m+n=1である。)を主たる繰返し単位として有するポリアニリンであつて、脱ドープ状態において有機溶剤に可溶性であり、457.9nmの波長の光で励起して得られるレーザー・ラマンスペクトルにおけるパラ置換ベンゼンの骨格振動のうち、1600cm<SP>-1</SP>よりも高波数にあらわれる骨格延伸振動のラマン線の強度Iaと1600cm<SP>-1</SP>よりも低波数にあらわれる骨格延伸振動のラマン線強度Ibの比Ia/Ibが1.0以上である有機溶剤可溶性ポリアニリンに、分子内に2個以上のスルホン酸基を有するポリスルホン酸がドーピングされてなる導電性高分子の膜が形成されていることを特徴とする固体電解コンデンサー。
IPC (3件):
H01G 9/02 331
, B32B 9/04
, C08L 79/00 LQZ
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