特許

J-GLOBAL ID：200903015330567255

湿式現像方法及び装置

発明者： 山中 美枝 ,  小夫 真
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 黒田 壽
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-328173
公開番号（公開出願番号）：特開平5-142949
出願日： 1991年11月15日
公開日（公表日）： 1993年06月11日
要約：

【要約】【目的】 液体現像剤の消費量が少なく、潜像担持体に必要以上の液体現像剤が付着せず、画像に地汚れがほとんどなく、且つ、解像力の高い画像を得る。【構成】 板状の現像電極板2を、感光体ドラム1の周面に沿った部位2aとこの部位2aから鉛直上方へ傾斜して延在する部位2bとから構成し、その表面に無電解ニッケル燐合金被膜中にフッ素樹脂の微粒子を均一に分散供析させた複合メッキを施す。この現像電極板2の上方に、現像液収容タンクからの現像液を液滴3にして現像液吐出管4から落下させる液滴形成手段を設ける。この液滴3の径は、現像電極板2と感光体ドラム1との対向部における間隙よりも小さくする。これにより液滴吐出管4から落下した液滴3を現像電極板2の表面上で転がして上記対向部を通過させ、静電潜像の電位で電荷が誘起した液滴3を感光体ドラム1表面に付着させて静電潜像を現像する。

請求項（抜粋）：

一成分液体現像剤を現像液担持体と潜像担持体との対向部に供給して潜像担持体上の潜像を現像する湿式現像方法において、該現像剤の液滴を形成し、該液滴を現像液担持体上に供給し、現像液担持体上に供給した該液滴を現像液担持体で該対向部に供給し、該対向部に供給した該液滴で潜像担持体上の潜像を現像することを特徴とする湿式現像方法。