特許
J-GLOBAL ID:200903015330987513

面間伝熱プレート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088600
公開番号(公開出願番号):特開平10-247708
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【目的】 小型発熱素子の小面積の放熱面と放熱手段の受熱面との間に介在せしめ両者間を伝熱的に接続し、小型発熱素子の発熱熱量を、放熱手段の受熱面に温度均一的に面拡散せしめ伝導せしめる面間伝熱プレートを超薄形、超軽量に構成して提供する。【構成】 極薄形のグラファイトシートを中心層とし、これを挟持する厚さを無視出来る程の薄膜接着層を第2層とし、更にそれらを挟持する高熱伝導率の薄肉金属層を第3層とし、第3層の外側面には必須構成要素とはしない所定機能の薄膜層を被覆し、それらの全てを加圧接着して積層して面間伝熱プレートを構成した。[効果] 極めて優れた熱拡散性能と温度均一化性能を有する超薄形、超軽量の面間伝熱プレートが得られた。その熱拡散性能と温度均一化性能はプレートヒートパイプにも劣らぬ高性能であった。
請求項(抜粋):
小面積の受熱面から入力される熱量を均一に拡散せしめて大面積の放熱面に熱量を伝熱せしめる面間伝熱プレートであって、面方向熱伝導率が極めて高く、面を貫く垂直方向の熱伝導率が低い種類のグラファイト薄肉シート層を中心層とし、熱抵抗を無視し得る厚さの接着剤の薄膜層であり中心層を挟持する第2層と、高熱伝導率の金属薄肉層であり中心層と第2層の全てを挟持する第3層とからなり、第3層の外側表面には必須構成要素とはならない、プレートの適用条件に対応する特殊機能を附加する薄膜層である第4層が被覆されてあることを特徴とし、且つ中心層、第2層、第3層は所定の温度、所定の加圧力にて相互に接着され積層化されてあることを特徴とする面間伝熱プレート。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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