特許
J-GLOBAL ID:200903015332231483

建設機械のエンジン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295040
公開番号(公開出願番号):特開平6-117282
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】[目的] 従来技術のエンジン制御装置をそなえた小型ショベルでは、運転者がハンドアクセルレバーを操作して所要の中速回転位置に調整していた。その調整操作の手間がわずらわしいばかりでなく、ハンドアクセルレバーを所要の中速回転位置に決める操作が不正確であった。本発明は、上記の問題点を解決することを目的とする。[構成] ハンドアクセルレバーの高速回転位置操作時にスイッチ操作を行って制御モータを作動させることにより、リンクレバーの傾倒回動をストッパで停止せしめ、ガバナレバーを所要の中速回転位置に設定するように構成した。あるいはまた、リンクレバーに対して複数ポジションソレノイドを設けた。あるいはまた、ガバナレバーに対してもう一組のウォームギヤ減速機及び制御モータを設けて構成した。
請求項(抜粋):
エンジン回転数を任意に変更ならびに維持できるハンドアクセルレバーをそなえ、そのハンドアクセルレバーとガバナレバーとを連結しているプッシュプルケーブルの途中の外筒止め金具をリンクプレートに係止し、そのリンクプレートをプッシュプルケーブルの押し引き方向に回動するように取付け、またエンジン付近に、回動運動を所要のストローク運動に変換するウォームギヤ減速機を配置し、そのウォームギヤ減速機をオートスイッチ機構用回路をそなえた制御モータで駆動するようにし、上記ウォームギヤ減速機のストローク作動部とリンクレバーの一端とをプッシュプルケーブルを介して連結し、ハンドアクセルレバーの高速回転位置操作時にスイッチ操作を行って制御モータを作動させることにより、リンクレバーを傾倒回動せしめてガバナレバーをローアイドル位置へ戻すようにしたエンジン制御装置において、ガバナレバーが制御モータの作動により高速回転位置よりローアイドル位置に調整されるときリンクレバーの傾倒回動の動きを途中で停止させることのできる位置にストッパを設け、ハンドアクセルレバーの高速回転位置操作時にスイッチ操作を行って制御モータを作動させることにより、リンクレバーの傾倒回動を上記ストッパ停止せしめ、ガバナレバーを所要の中速回転位置に設定するように構成したことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
IPC (6件):
F02D 11/04 ,  E02F 9/22 ,  F02D 1/02 311 ,  F02D 11/10 ,  F02D 29/00 ,  F02D 31/00 301

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