特許
J-GLOBAL ID:200903015340638908

スルホン酸基を有する縮合ヘテロ環式化合物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117255
公開番号(公開出願番号):特開平8-003156
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【構成】 一般式(I)【化1】で表される、スルホン酸基を有する新規な縮合ヘテロ環式化合物、及びその製造方法。【効果】 本発明による新規スルホン酸基を有するヘテロ環式化合物は、各種反応原料、中間体、導電性重合体の製造用単量体として有用であり、また本発明による製造方法により前記ヘテロ環式化合物が容易に製造できる。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、置換基R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 はそれぞれ独立にH、炭素数1乃至20の直鎖状もしくは分岐状の飽和もしくは不飽和の、アルキル、アルコキシまたはアルキルエステル基、SO3-M、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、1級、2級または3級アミノ基、トリハロメチル基、フェニル基及び置換フェニル基からなる群から選ばれる一価基を表わす。但し、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 からなる置換基群には、SO3-Mが同時に2つ以上含まれることはない。R1、R2 、R3 、R4 またはR5 の炭化水素鎖は互いに任意の位置で結合して、かかる基により置換を受けている炭素原子と共に、少なくとも1つ以上の3乃至7員環の飽和または不飽和炭化水素の環状構造を形成する二価鎖を少なくとも1つ以上形成してもよい。R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 のアルキル基、アルコキシ基、アルキルエステル基、またはそれらによって形成される環状炭化水素鎖にはカルボニル、エーテル、エステル、アミド、スルフィド、スルフィニル、スルホニル、イミノ等の結合を任意に含んでもよい。MはH+ 、アルカリ金属イオンまたはVb族元素の非置換またはアルキル置換型もしくはアリール置換型カチオンを表す。kはジヒドロチオフェン環と置換基R1 乃至R3 を有するベンゼン環に囲まれた縮合環の数を表し、0乃至3の整数値である。式中の縮合環には、窒素またはN-オキシドを任意に含んでもよい。置換基X1 、X2 、X3 及びX4はそれぞれ独立にH、ハロゲン、炭素数1乃至5の直鎖状もしくは分岐状の飽和もしくは不飽和アルキル基、フェニル基または置換フェニル基を表す。X1 、X2 、X3 またはX4 のアルキル基には、カルボニル、エーテル、エステル、アミド、スルフィド、スルフィニル、スルホニル、イミノ等の結合を任意に含んでもよい。)で表される化学構造を有する縮合ヘテロ環式化合物。
IPC (5件):
C07D333/72 ,  C07D333/50 ,  C07D333/74 ,  G02F 1/35 504 ,  C08G 61/12 NLJ

前のページに戻る