特許
J-GLOBAL ID:200903015343217369

脱硝装置のアンモニア注入量制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-144496
公開番号(公開出願番号):特開平11-333251
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 脱硝装置出口NOxの実測値と設定値との偏差を小さくするための調整要素を少なくし、かつ最適なNH3 補正量を見出すことができる脱硝装置のNH3 注入量制御方法を提供する。【解決手段】 脱硝装置入口ガス流量と入口NOx計の出力から総NOx量を求める手段と、脱硝装置入口および出口のNOx濃度から必要モル比を求める演算部と、総NOx量と必要モル比からNH3 注入量を求める手段と、負荷変化時のみに付加されるNH3 先行注入量バイアス値を求める1段微分回路と、先行注入量バイアス値とNH3 注入量とに基いて制御されるNH3 流量調節弁を備えたものにおいて、負荷指令に基づく負荷変化開始時に、負荷変化到達時の各負荷に対応する弁開度を予め設定しておく設定器17aを介して、弁開度まで一気にNH3 流量調節弁2を操作してNH3 注入量を補正する。
請求項(抜粋):
脱硝装置入口および出口の被処理ガス中の窒素酸化物(NOx) 濃度に基づいて設定したアンモニア注入モル比と、被処理ガス流量と、負荷変化時のみに付加されるアンモニア先行注入量バイアスとによりアンモニア注入量を定め、これにより注入されたアンモニアと被処理ガスとを脱硝装置内の触媒と接触させて、被処理ガス中のNOxを除去する脱硝装置のアンモニア注入量制御方法において、ボイラ負荷変化時の被処理ガス中のNOx濃度の急変に対応するために、各部分負荷整定時の必要アンモニア流量調節弁開度をあらかじめ設定器に入れておき、負荷変化開始時にその設定器にて設定された負荷到達時の弁開度まで一気にアンモニア流量調節弁を操作して先行的に被処理ガス中にアンモニアを注入することを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御方法。
IPC (4件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94
FI (3件):
B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 A

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