特許
J-GLOBAL ID:200903015344392369
撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084549
公開番号(公開出願番号):特開平11-281870
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 小型撮像装置における焦点調節機能の実現および解像度の向上。【解決手段】 櫛歯状電極6a、6bおよび6c,6dをそれぞれ互いに対向して配置された固定子5aおよび5bにそれぞれ設け、レンズ8を内包した可動子7を静電気力を利用して固定子電極に交互に吸着させながら光軸方向に駆動し、固定子可動子間に働く摩擦の影響を低減して十分なレンズ8の可動範囲を実現する。可動子7は固定子間を振動しながら光軸方向に移動し、撮像素子1への結像位置は可動子7の振動方向の変位に応じて変化する。可動子7の振幅Lをホトディテクタ列(PD列)104A,B,・・のピッチの1/4に設定し、可動子7の振動周波数を撮像素子1による映像のフィールド周波数に同期させる。PD列と入射光学像25との相対的位置関係がPD列のピッチの1/2分ずれた互いに異なる2つのフィールド映像を取得し、これを1フレームの映像とする。PD列間の非感光部の欠落映像が補完され解像度が向上する。
請求項(抜粋):
光学系と、交互に配列された感光部列と垂直転送部とを有し、前記光学系からの光が結像する撮像素子と、所定の間隙をもって互いに対向する第1面および第2面を有する固定子と、前記固定子の第1面に設けられるとともに、前記光学系の光軸方向に沿って配列された複数の第1固定子電極と、前記固定子の第2面に設けられるとともに、前記光学系の光軸方向に沿って配置され、それぞれが前記光学系の光軸方向に関して前記第1面の第1固定子電極に対して所定量ずれた位置に位置する複数の第2固定子電極と、前記光学系の少なくとも一部をなす光学素子を保持するとともに前記固定子の第1面と第2面との間に配置され、前記第1固定子電極および第2固定子電極との間に働く静電気力により前記第1面と第2面との間で前記感光部列の配列ピッチの1/4の振幅で振動しながら前記光学系の光軸方向に移動することができる可動子と、前記垂直転送部による信号電荷の読み出し周期にあわせて前記可動子が振動するように、前記第1および第2固定子電極に電圧を印加する制御部と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
IPC (6件):
G02B 7/04
, G02B 7/28
, G02B 7/09
, G03B 13/36
, G03B 5/00
, H02N 1/00
FI (6件):
G02B 7/04 Z
, G03B 5/00
, H02N 1/00
, G02B 7/11 N
, G02B 7/11 P
, G03B 3/00 A
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