特許
J-GLOBAL ID:200903015344985947
振動減衰支持体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292739
公開番号(公開出願番号):特開平6-323360
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 振動発生源の振動の減衰量を制御する。【構成】 油圧液体を収容するチャンバ35を内部に形成したアーチ形部材14はねじ18によりエンジン10に取り付けられ、フランジ22、24により車両本体12に取り付けられる。可撓性の壁30、32がチャンバ35、36を形成し、これらは分割壁33内の溝38、及び開口40、41によって連結される。エンジン10の振動は、部材14を経てチャンバ35内の液体に伝えられ、チャンバ35、36間の液体の流れに対する抵抗により、及び/又は溝38内の液体の共振により、減衰が発生する。更に、薄膜30が部材14の内壁によって支持され、板ばね29によって内壁に押圧され、部材14の内壁と膜30との間の空気圧は可変とされる。空気圧が上昇すると膜30は部材14の壁から離間し、ばね29に圧接するように移動し、その結果可撓性の壁によってチャンバ35が形成され、減衰効果とこわさが抑制される。
請求項(抜粋):
2つの部材間に作用し、使用時に両部材間に接続されてそれら部材間の振動の伝達を減衰させる振動減衰支持体であって、油圧液体を収容するためのチャンバ手段(35、36)を形成する壁手段(14、30)と、前記チャンバ手段内の液体に移動性を与えるように液体に作用する前記振動に応答する手段(14)と、液体の前記のような動きに対する抵抗として作用し、それにより振動の減衰を生じさせる減衰手段(38)とを含有し、前記壁手段の一部(30)は振動減衰の大きさに影響を及ぼすような可撓性を有し、振動減衰支持体は更に前記可撓性を有する前記壁手段の一部(30)の可撓性を制御自在に変化させることにより振動減衰の大きさを変化させるための制御手段(31、29)を含有して成る振動減衰支持体において、前記制御手段が前記壁手段の前記一部(30)を十分な剛性を有する表面(14)に弾性的に押圧する手段(29)と、制御自在な気体圧を前記剛性を有する表面(14)と前記壁手段の前記一部(30)の隣接表面との間に加えるための気体圧手段(31)とを有することを特徴とする振動減衰支持体。
IPC (2件):
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