特許
J-GLOBAL ID:200903015366024100

可変式錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219676
公開番号(公開出願番号):特開平7-071144
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 設定の変更が可能な可変式錠において、部品点数を少なくすると共に、構造を簡単にする。【構成】 鍵挿入穴2を有するケース1内に、ステータ5を固定状態に設けると共に、ロータ部10と作動軸11とを一体に有したロータ9を回動可能に設ける。ロータ部10及びステータ5には4個の第1ポケット部17を設け、ここに作動係止機構20を配設し、ステータ5には4個の第2ポケット部18を設け、ここに設定用スペーサ供給機構21を配設する。ロータ部10には、ロータ9をコード変更位置へ回動させた状態で、ロータ9の回動を規制する止めキー29を設ける。
請求項(抜粋):
前面部に鍵挿入穴を有した筒状をなすケースと、このケース内の後部に固定状態に設けられ、中央部に軸方向に貫通する挿通孔が形成されたステータと、前記ケース内の前部に後面がステータの前面と摺接する状態で回動可能に配設されたロータ部と前記挿通孔に回動可能に挿通された作動軸とを一体的に有し、前記鍵挿入穴に挿入される鍵により回動されて前記作動軸を介し施錠及び解錠動作を行うロータと、このロータを通常の鍵挿抜位置に回動させた状態において、前記ロータ部及びステータにこれらの軸方向に延びるように形成された孔部が連通して構成されると共に、前記作動軸を中心とする同一円周上に配置された複数個の第1ポケット部と、前記ロータを通常の鍵挿抜位置から所定角度回動させたコード変更位置に位置させた状態において、前記ステータに前記ロータ部における第1ポケット部の各孔部と連通するようにその孔部と同数個形成された第2ポケット部と、前記第1ポケット部にそれぞれスプリングによりキーピンの先端部が前記鍵挿入穴に突出するようにして配設され、鍵挿入穴に正規の対応する鍵が挿入されてその鍵により前記キーピンが押し込まれることに伴い、前記ロータ部とステータとの接触面に合致する分割面を形成して前記ロータの回転を許容する作動係止機構と、前記第2ポケット部にそれぞれスプリングにより設定用スペーサを前記ロータ部側に付勢するようにして配設され、前記ロータがコード変更位置に回動された状態で、前記鍵挿入穴に挿入された鍵の形状に対応する数の設定用スペーサをロータ部における第1ポケット部の孔部側に供給する設定用スペーサ供給機構と、を具備して成る可変式錠。
IPC (3件):
E05B 27/08 ,  A63F 7/02 327 ,  E05B 61/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-005980

前のページに戻る