特許
J-GLOBAL ID:200903015382117070

グランドピアノの打弦点調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160978
公開番号(公開出願番号):特開平9-016162
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 打弦点調整部に衝突したり当接して摺動しても大きく変形せず大きく摩耗することも無いグランドピアノの打弦点調整装置の提供を目的とする。【構成】 メンテナンス後に筬2を正規の位置に戻すため筬2を棚板50の上面50a上で後方に滑らせた場合、耐摩耗性当接部60にスクリューネジ70の頂上面70bが衝突するが、耐摩耗性当接部60はポリエステル製でありほとんど凹むことはない。このように筬2が設定された状態で、演奏者によりソフトペダルが踏まれて、筬2が矢印Rの方向に移動したり、またソフトペダルが離されて、筬2が矢印Lの方向に戻ったりしても、耐摩耗性当接部60の表面60bが凹んでいないため、スクリューネジ70の頂上面70bと耐摩耗性当接部60の表面60bとの摩擦は大きくない。耐摩耗性当接部60自体が耐摩耗性も高いので、ソフトペダルの操作が繰り返されても表面60bが摩耗することはない。
請求項(抜粋):
グランドピアノの棚板の上面に配置された筬の前後位置を調節してハンマーによる打弦点を調整する打弦点調整装置であって、前記筬の後端部および前記棚板上面の一方に設けられ、金属、セラミックまたは耐摩耗性プラスチックからなる耐摩耗性当接部と、前記筬の後端部および前記棚板上面の他方に設けられ、前記耐摩耗性当接部に当接することにより前記棚板上面に配置されている前記筬の後方への移動を阻止するとともに、前記耐摩耗性当接部に対する当接部分の突出量が調節可能な打弦点調整部と、を備えたことを特徴とするグランドピアノの打弦点調整装置。
IPC (3件):
G10C 3/16 ,  G10C 3/14 ,  G10C 9/00
FI (3件):
G10C 3/16 M ,  G10C 3/14 ,  G10C 9/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-174807   出願人:ヤマハ株式会社
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-043347   出願人:ヤマハ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-174807   出願人:ヤマハ株式会社
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-043347   出願人:ヤマハ株式会社

前のページに戻る