特許
J-GLOBAL ID:200903015382944324

スモールボリュームプルーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226581
公開番号(公開出願番号):特開平6-050797
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 小形な内弁方式の長所を生かし、基準体積の流体を排出する計測シリンダおよびピストンを単純な形状とし、流体の急激な温度変化および圧力変形を受けず長期間安定して正確な基準体積が得られるようにする。【構成】 被測定流体の流通する筒状体1内に両端開口する同軸な計測シリンダ8を環状壁7で支持する。該環状壁7近傍の計測シリンダ8の周上に設けられた透孔8を、円筒スライド弁10で開閉する。円筒スライド弁10により、非計測時では透孔8を開路し、計測時では閉路する。流体は非計測時で環状流路1bを通って排出され、計測時でピストン9を移動する。ピストン9は、センサ15,16で定められる区間に相当する計測シリンダ8内の基準体積の流体を排出する。
請求項(抜粋):
両端部近傍に流入口と流出口とを有する筒状体と、両端が開口し、一方の端面近傍の流出口側における周上に透孔を有する断面一様な円筒で、前記筒状体内に同軸に配置される計測シリンダと、前記筒状体と計測シリンダとで環状流路を形成し、該環状流路の流入口と流出口とを区画する環状壁と、前記計測シリンダ内を移動し、所定区間内の移動により基準体積の流体を排出するピストンと、前記計測シリンダ内を移動するピストンの上流側に位置して計測シリンダ内を移動し、流体を、非計測時は前記透孔より環状流路に導入し計測時は計測シリンダ内を流通するように作動する円筒状スライド弁と、前記ピストンを非計測時は透孔近傍の所定位置に係止し、計測後は前記所定位置に戻す第1アクチュエータと、前記円筒状スライド弁を駆動し、非計測時は、前記透孔を開口し、計測時に閉止させる第2アクチュエータとから構成したことを特徴とするスモールボリュームプルーバ。

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