特許
J-GLOBAL ID:200903015387760612

トリイソシアネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179795
公開番号(公開出願番号):特開平9-012525
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】 実質的に高い収率の(環状)脂肪族トリイソシアネート類の製造方法を提供すること。【解決手段】 200°Cないし600°Cの蒸気相中で対応するトリアミンを、いかなる運動部分もない円筒反応室内で流速を少なくとも3m/sに維持してホスゲン化を行なうことによる、(環状)脂肪族トリイソシアネートの製造方法。
請求項(抜粋):
一般式:【化1】(式中、Rは1ないし22個の炭素原子を有する(環状)脂肪族炭化水素を表す。)で示されるトリイソシアネートの製造方法であって、a)(1) 一般式:【化2】(式中、Rは1ないし22個の炭素原子を有する(環状)脂肪族炭化水素を表す。)で示され、蒸気形態で存在し、200°Cないし600°Cの温度に加熱されたトリアミンを,(2) 200°Cないし600°Cの温度に加熱されたホスゲンと,200°Cないし600°Cの温度に加熱された、いかなる運動部分もない円筒反応室内で、該反応室内の流速を少なくとも3m/sに維持し、連続的に反応させてホスゲン化し、b)該反応室から連続的に去る気体混合物を、トリアミンに対応するカルバミン酸クロライドの分解温度より高い温度に維持された不活性の液体溶媒で冷却して該溶媒のトリイソシアネート溶液を回収し、c)該不活性溶媒に溶解したトリイソシアネートを回収することから成る、前記方法。
IPC (2件):
C07C265/14 ,  C07C263/04
FI (2件):
C07C265/14 ,  C07C263/04

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