特許
J-GLOBAL ID:200903015417004192

ラフィネート水素転化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-527948
公開番号(公開出願番号):特表2001-506308
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】ろうおよび高VI/低揮発性の潤滑油基油を生成して、ろう含有供給原料の品質を向上する方法。この方法は、ラフィネートを溶剤抽出工程から、2工程一段階の水素転化プロセスへ送るものであり、第1の工程は冷水素化仕上げ工程を伴なうラフィネートの過酷な水素転化を含むものである。
請求項(抜粋):
潤滑油供給原料を溶剤精製して生成されたラフィネートを、選択的に水素転化することにより潤滑油基油および石油ろうを生成するためのろう含有供給原料の品質を向上する方法において、該方法は下記(a)〜(g)の工程を含むことを特徴とするラフィネート水素転化方法。(a)潤滑油供給原料とろう含有供給原料を溶剤抽出域に導入し、そこから芳香族化合物に富む抽出液とパラフィンに富むラフィネートを分離する工程(b)ラフィネートから溶剤をストリッピングして、約85〜約105の脱ろう油粘度指数と約650°C以下の終点を有するラフィネート供給原料を生成する工程(c)該ラフィネート供給原料を第1の水素転化域に通過させ、該ラフィネート供給原料を非酸性触媒の存在下で、温度340〜420°C、水素分圧600〜2000psig、空間速度0.2〜3.0LHSVおよび水素対供給原料比500〜5000Scf/Bで処理して、第1の水素転化されたラフィネートを生成する工程(d)該第1の水素転化されたラフィネートを第2の反応域に通過させ、該第1の水素転化されたラフィネートに水素化仕上げ触媒の存在下で、温度200〜320°C、水素分圧600〜2000psig、空間速度1〜5LHSVおよび水素対供給原料比500〜5000Scf/Bで冷水素化仕上げを行って、第2の水素転化されたラフィネートを生成する工程(e)該第2の水素転化されたラフィネートを分離域に通過させ、約250°C未満の沸点を有する生成物を除去する工程(f)該第2の水素転化されたラフィネートを脱ろう域に通過させ、基油が該ラフィネート供給原料より少なくとも10増大した脱ろう粘度指数を有するという条件で少なくとも105の粘度指数を有し、100°Cの粘度範囲3.5〜6.5cStの同じ粘度において少なくとも約3重量%のラフィネート供給原料に対して改善されたNOACK揮発性を有し、基油の毒性が低くかつ残留芳香族化合物の含有量に関わらずIP346またはFDA(c)試験に合格しているという条件で少なくとも約5体積%の残留芳香族化合物を含有するろうおよび脱ろう基油を生成する工程(g)工程(f)からの該ろうを副生成物として分離する工程
IPC (5件):
C10G 67/02 ,  C10G 7/00 ,  C10G 45/58 ,  C10G 45/60 ,  C10G 73/00
FI (5件):
C10G 67/02 ,  C10G 7/00 ,  C10G 45/58 ,  C10G 45/60 ,  C10G 73/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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