特許
J-GLOBAL ID:200903015419714804
自動演奏装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-320327
公開番号(公開出願番号):特開平5-158480
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 自動演奏装置による楽器の自動演奏中に、ディスクジョッキーがラップ盤を操作するように、例えばラップミュージックのリズムに合わせて、自動演奏のテンポや演奏方向を容易に変更可能とすることを目的とする。【構成】 ユーザの指によって回転される円盤や球の回転速度や回転量に応じてシーケンサにおけるカウンタのクロック周波数が変えられ、それによって、シーケンサメモリからイベントデータやイベントタイムが読み出されるタイミングが制御され、自動演奏のテンポが変更される。また、ユーザによって、円盤などの回転方向が変えられると、回転方向検出回路から出力される回転方向信号により、上記カウンタが減算カウントを行い、これによって逆方向の自動演奏が行われる。自動演奏開始時には、シーケンサメモリから読み出されたテンポデータに従って円盤が所定の回転速度で回転を開始し、自動演奏の初期テンポが決定される。
請求項(抜粋):
使用開始時に所定の回転速度で回転し、それ以後使用者により回転操作される回転操作手段と、使用者が前記回転操作手段を操作中であるか否かを検出する操作状態検出手段と、前記回転操作手段の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転操作手段の回転方向を検出する回転方向検出手段と、前記回転操作手段を、前記操作状態検出手段における検出結果が最も直近に肯定的となったときに前記回転速度検出手段が検出した回転速度と前記回転方向検出手段が検出した回転方向とを有するように駆動する駆動手段と、前記回転速度検出手段が検出する回転速度に対応する周波数を有するクロック信号を出力するクロック出力手段と、前記回転方向検出手段が検出する回転方向に対応する回転方向信号を出力する回転方向信号出力手段と、楽器を自動演奏させるためのイベントデータを該イベントデータの読出しタイミングを制御するためのタイムデータと組で連続するアドレスに順次記憶する自動演奏データ記憶手段と、前記自動演奏データ記憶手段から前記イベントデータ及びタイムデータの各組を読み出すときのアドレスの指定方向を前記回転方向信号に基づいて制御すると共に、前記クロック信号の周波数に対応する時間単位で前記各タイムデータを判定することにより前記イベントデータ及びタイムデータの各組の読出しタイミングを制御しながら、前記各イベントデータを読み出し、該各イベントデータに基づいて楽器に自動演奏を行わせる自動演奏制御手段と、を有することを特徴とする自動演奏装置。
IPC (2件):
G10H 1/40
, G10H 1/00 102
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