特許
J-GLOBAL ID：200903015429482057
車両の液圧ブレーキ装置
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
池田 一眞
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-156935
公開番号（公開出願番号）：特開平8-324408
出願日： 1995年05月30日
公開日（公表日）： 1996年12月10日
要約：
【要約】【目的】 極力少ない安価な2ポート2位置弁によって、キックバックを防止しつつ各車輪毎に所定の液圧制御を行い得る液圧ブレーキ装置を提供する。【構成】 マスタシリンダ12と少くとも駆動側の車輪FRに装着するホイールシリンダ51との間の主液圧路80に介装する常開型の第1の2ポート2位置弁(31)と、これとホイールシリンダ51との間に介装し液圧を制御する液圧制御弁装置30と、これに加圧ブレーキ液を吐出する補助液圧源20と、この吸込側に接続する補助リザーバ22を備える。更に、還流液圧路81に常開型の第2の2ポート2位置弁(34)を介装し、この弁方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する第1の逆止弁41と、液圧制御弁装置方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する第2の逆止弁44を設け、第2の逆止弁と第1の2ポート2位置弁との間を補助液圧源の吸込側に連通接続する。
請求項（抜粋）：
車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧しマスタシリンダ液圧を出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダと前記ホイールシリンダのうちの少くとも駆動側の車輪に装着するホイールシリンダとの間を連通接続する主液圧路と、該主液圧路の連通を断続する常開型の第1の2ポート2位置弁と、該常開型の第1の2ポート2位置弁と少くとも前記駆動側のホイールシリンダとの間の主液圧路に介装し液圧を制御する液圧制御弁装置と、該液圧制御弁装置に吐出側を接続し昇圧したブレーキ液を吐出する補助液圧源と、該補助液圧源の吸込側に接続し所定量のブレーキ液を貯蔵する補助リザーバと、前記液圧制御弁装置と少くとも前記駆動側のホイールシリンダとの間を前記マスタシリンダに連通接続する還流液圧路と、該還流液圧路に介装し連通を断続する常開型の第2の2ポート2位置弁と、該第2の2ポート2位置弁と少くとも前記駆動側のホイールシリンダとの間に介装し、前記第2の2ポート2位置弁方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する第1の逆止弁と、前記第1の2ポート2位置弁と前記液圧制御弁装置との間に介装し、前記液圧制御弁装置方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する第2の逆止弁を備え、該第2の逆止弁と前記第1の2ポート2位置弁との間を前記補助液圧源の吸込側に連通接続したことを特徴とする車両の液圧ブレーキ装置。
IPC (2件)：
FI (2件)：
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