特許
J-GLOBAL ID:200903015442297609
密閉気孔を有するセラミック軽量複合体およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
廣末 英晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085150
公開番号(公開出願番号):特開平11-240778
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 気孔形成材として中空体などを用いた従来技術によるアルミナ軽量複合体は、焼成収縮率が大きく寸法安定性に劣る、焼成体の熱膨張率が大きい、開放気孔が密閉気孔より多く吸水率が高い、中空体が高価であるため高コストになりやすいなどの問題があった。【解決手段】 気孔形成材として平均粒径10μm以下に制御された中実の火山ガラス粉体と平均粒径1μm以下に制御されたアルミナ粉体とを均一混合後、1250°C以上で焼成することによって、密閉気孔からなるアルミナ軽量複合体を得た。軽量化の方法として、焼成途中において未焼結のアルミナ粉体に囲まれた火山ガラス粒子が先に液状化し、毛管現象によりアルミナ側に浸出することで密閉気孔が形成されることを利用したものである。
請求項(抜粋):
平均粒径10μm以下に制御された中実の火山ガラス粉体と平均粒径1μm以下に制御されたアルミナ粉体を均一混合して成形後、1250°C以上で焼成して得られる密閉気孔からなる軽量焼結体で、焼成途中において未焼結のアルミナ粉体で囲まれた火山ガラス粒子が先に液状化してアルミナ側に毛管現象により浸出することで密閉気孔が形成され軽量化したもので、その密閉気孔の平均径が10μm以下に制御されていることを特徴とする高強度のアルミナ軽量複合体。
IPC (2件):
C04B 38/00 304
, C04B 38/04
FI (2件):
C04B 38/00 304 Z
, C04B 38/04 B
引用特許:
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