特許
J-GLOBAL ID:200903015454834693
スイッチ磁気抵抗始動/発電機システムおよびそれを制御する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-522889
公開番号(公開出願番号):特表平9-509820
出願日: 1994年12月23日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】電力始動/発電機システムは、始動モードにおいてタービン・エンジン(14)を制御し、発電モードにおいてタービン・エンジン(14)からの機械エネルギを電気エネルギに変換する。このシステムは、スイッチ磁気抵抗機(10)と、直流分電バス(20)に結合され、かつ磁気抵抗機(10)の相巻線のそれぞれに結合された直流入力/出力を有するインバータ(18)と、回転子位置(30)を監視し、回転子極が相巻線の関連固定子極と整合する前に各相巻線ごとにインバータ(18)へのスイッチング制御信号(26)を固定角度で発生し、その結果相巻線が直流バス(20)に結合され、直流相電流が流れて巻線が付勢されるコントローラ(22)とを含む。整合前の固定角度において、相巻線が直流バス(20)から減結合され、直流電流がダイオードに戻ってスイッチ磁気抵抗機が発電機として動作するようにインバータ(18)を制御する。
請求項(抜粋):
始動モードにおいてタービン・エンジンを始動するために、直流分電バスに結合された遠隔直流電源からの電気エネルギを機械エネルギに変換し、かつ発電モードにおいて直流バスに接続された使用装置に電力投入するために、タービン・エンジンからの機械エネルギを電気エネルギに変換する電力始動/発電機システムであって、 シャフト手段によってエンジンに駆動可能に結合され、第2の複数の回転子突極を含む回転子と、相巻線が巻き付けられた第1の複数の固定子突極を有する固定子とを有するスイッチ磁気抵抗機と、 直流分電バスに結合された直流入力/出力と、スイッチング制御信号に応答して前記各相巻線を直流バスに結合させる少なくとも第1のスイッチング手段および第2のスイッチング手段と、前記スイッチング手段が使用不能の場合に電流を戻すために前記各相巻線を直流バスに交差結合させる少なくとも第1の整流手段および第2の整流手段とを有するインバータと、 前記スイッチ磁気抵抗機内にあり、前記回転子の角位置を監視し、回転子位置制御信号を発生する回転子位置分解手段と、 前記相巻線の近くにあり、前記各巻線中を流れる電流を監視し、相電流検知信号を発生する電流検知手段と、 直流バスに結合され、調整点において直流電圧を監視し、バス電圧検知信号を発生する電圧検知手段と、 複数の制御入力および制御出力を有し、前記インバータに結合され、システム動作の始動モード時および発電モード時にシステム性能を監視制御するコントローラとを含み、 前記コントローラが、前記回転子位置制御信号を監視し、前記回転子極が前記相巻線の関連固定子極と整合する前に少なくとも前記第1のスイッチング手段および前記第2のスイッチング手段を前記各相巻線ごとに固定角度で使用可能にする前記スイッチング制御信号を発生し、それにより前記相巻線が直流バスに結合され、直流相電流が直流バスから少なくとも前記第1のスイッチング手段、前記巻線および少なくとも前記第2のスイッチング手段中を流れ、さらに前記コントローラが、前記回転子極が前記相巻線の関連固定子極と整合した後で少なくとも前記第1のスイッチング手段および前記第2のスイッチング手段を固定角度で使用不能にする前記スイッチング制御信号を発生し、それにより前記相巻線が直流バスから減結合され、直流電流が前記相巻線から少なくとも前記第1の整流手段および前記第2の整流手段を通り直流バスへ戻されて、前記スイッチ磁気抵抗機を発電動作モードにおいて動作させ、 かつ前記コントローラが、前記相電流検知信号および前記直流電圧検知信号を監視し、最大相電流制御信号および最小相電流制御信号を計算し、前記最大相電流制御信号と前記最小相電流制御信号とによって画定された範囲内で前記直流相電流を調整するために前記スイッチング制御信号を変調し、それによりバス電圧を所望のレベルに維持する電力始動/発電機システム。
引用特許:
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