特許
J-GLOBAL ID:200903015458370659

アルカリ蓄電池の製造方法、アルカリ蓄電池用ニッケル正極およびアルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-037125
公開番号(公開出願番号):特開平8-236145
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 高容量化、大電流放電特性の改善、放置後の容量低下の抑制を同時に解決したアルカリ蓄電池の製造方法を提供しようとするものである。【構成】 ニッケル酸化物およびコバルト化合物を含む非焼結式ニッケル正極および負極の間に高分子不織布からなるセパレータを介在して絶縁することにより電極群を作製する工程と、前記電極群をアルカリ電解液と共に密閉容器内に収納する工程と、初充電を行う工程とを具備したアルカリ蓄電池の製造方法であって、前記初充電は、少なくとも初期の電流値Iが30<(T×C<SP>2</SP> )/(I×S)<2000の条件にてなされることを特徴とする。Cは前記コバルト化合物の電気化学容量(mAh)、Tは初充電を行う温度(°C)、Sは前記ニッケル正極の面積(cm<SP>2</SP> )を示す。
請求項(抜粋):
ニッケル酸化物およびコバルト化合物を含む非焼結式ニッケル正極および負極の間にセパレータを介在して絶縁することにより電極群を作製する工程と、前記電極群をアルカリ電解液と共に密閉容器内に収納する工程と、初充電を行う工程とを具備したアルカリ蓄電池の製造方法であって、前記初充電は、少なくとも初期の電流値Iが下記(1)式の条件にてなされることを特徴とするアルカリ蓄電池の製造方法。30<(T×C<SP>2</SP> )/(I×S)<2000...(1)ここで、Cは前記ニッケル正極に含まれるコバルト化合物の電気化学当量をベースにして算出される前記コバルト化合物の電気化学容量(mAh)、Tは初充電を行う温度(°C)、Sは前記ニッケル正極の面積(cm<SP>2</SP> )を示す。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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