特許
J-GLOBAL ID:200903015473856827

多機能給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-035386
公開番号(公開出願番号):特開2003-240369
出願日: 2002年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 給湯水加熱とブライン加熱とを効率良く行う。【解決手段】 中間圧圧縮部2aで中間圧まで圧縮した冷媒を冷媒分配弁3で2方向へ分配し、ブライン加熱用熱交換器4を流通してブラインを中間温に加熱した後、中間圧減圧手段8aで減圧されて冷媒空気熱交換器9へ戻る中間圧冷媒回路R1と、高圧圧縮部2bで高圧まで圧縮し、冷媒水熱交換器6を流通して給湯水を高温に加熱した後、高圧減圧手段8bで中間圧まで減圧して中間圧冷媒回路R1に合流する高圧冷媒回路R2とする。これにより、ブラインを必要温度まで加熱するのに必要な冷媒温度まで中間圧圧縮部2aで昇圧、昇温を行い、その中間圧力から給湯水を必要温度まで加熱するのに必要な冷媒温度まで高圧圧縮部2bで昇圧、昇温を行う。また、両圧縮部2a、2bの能力と冷媒分配弁3を調節することにより、給湯水加熱とブライン加熱とを常に効率良く行うことができる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(2)、冷媒水熱交換器(6)の高圧冷媒通路(6a)、減圧手段(8)、及び冷媒空気熱交換器(9)を環状に接続してなる冷媒回路(R)と、前記冷媒水熱交換器(6)の湯水通路(6b)、給湯用循環ポンプ(7)、及び貯湯タンク(11)を環状に接続してなる湯水回路(W)と、ブライン加熱用熱交換器(4)、ブライン用循環ポンプ(5)を接続してなるブライン回路(B)とを備え、前記圧縮機(1)及び前記給湯用循環ポンプ(7)を作動して、前記高圧冷媒通路(6a)を流通する高温高圧の冷媒と前記湯水通路(6b)を流通する給湯水とを熱交換して前記給湯水を加熱すると共に、前記ブライン用循環ポンプ(5)を作動して、前記ブライン加熱用熱交換器(4)を流通するブラインを加熱する超臨界ヒートポンプサイクルの多機能給湯装置において、前記圧縮機(2)を中間圧圧縮部(2a)と高圧圧縮部(2b)とで構成し、その間に冷媒分配弁(3)を設けると共に、前記減圧手段(8)を中間圧減圧手段(8a)と高圧減圧手段(8b)とで構成し、前記冷媒回路(R)は、前記中間圧圧縮部(2a)で中間圧まで圧縮した冷媒を前記冷媒分配弁(3)で2方向へ分配し、一方は前記ブライン加熱用熱交換器(4)を流通して前記ブラインを中間温に加熱した後、前記中間圧減圧手段(8a)で減圧されて前記冷媒空気熱交換器(9)へ戻る中間圧冷媒回路(R1)とし、もう一方は更に前記高圧圧縮部(2b)で高圧まで圧縮し、前記冷媒水熱交換器(6)を流通して前記給湯水を高温に加熱した後、前記高圧減圧手段(8b)で前記中間圧まで減圧して前記中間圧冷媒回路(R1)の前記ブライン加熱用熱交換器(4)と前記中間圧減圧手段(8a)との間に合流する高圧冷媒回路(R2)としたことを特徴とする多機能給湯装置。
IPC (4件):
F25B 1/10 ,  F24H 1/00 611 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 30/02
FI (5件):
F25B 1/10 A ,  F24H 1/00 611 N ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 30/02 A ,  F25B 30/02 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭58-048824
  • 特開平3-211361

前のページに戻る