特許
J-GLOBAL ID:200903015480357127
液体試料の光学的特性を測定する装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-513363
公開番号(公開出願番号):特表2001-503855
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】臨床試料等の液体試料の光学的特性を測定する装置であり、まず試料容器ラック(12)を通過して一方の方向に走査し、次いで逆方向に走査するようになっている光学ヘッド(21)を有する。この光学ヘッドは基準用及び検査用光源(22)と対応する光検知器(28)とを備え、走査される試料を通過する基準用及び検査用光束を生成する別々の光路が設けられる。基準光路には固定された帯域フィルタが設けられ、検査用光路には複数の異なる帯域フィルタを有するフィルタホイールが設けられる。装置は、基準走査の結果に応じて必要なフィルタを検査用光路内に位置決めするようになっている。光学ヘッドは正逆回転可能なステッパモータ(26)によって歯付き駆動ベルト(27)を介して駆動される。これによって、検知器からの出力信号をラック内の特定の試料と関連付けることができる。検知器からの基準信号及び検査信号は、試料容器の人為結果(例えばひっかき痕)に起因する信号異常を無視するように処理される。結果は基準走査と検査走査との両方に従って導出され、内蔵プリンタによって印刷される。本装置はブリーフケースに収納できるほどコンパクトで、利用するに当たっても特別な技術は不要である。また、内蔵バーコードリーダを用いて、所定の種類の特定の検査を実行すべくプログラム可能である。
請求項(抜粋):
透明な容器に収容された液体試料の光学的特性を測定する装置であって、 線形の列を成す複数の前記容器の取付台となる手段と、 前記列の長手に沿って移動すべく取り付けられた光学ヘッドであって、前記列の一方の側に設けられた光源と、前記列の他方の側に設けられ、前記光源から放出され前記列を通過した光を検出する光検出器と、本装置を使用中、前記ヘッドが移動する際に前記光源から放出される光により前記液体試料が走査されるように前記光源と前記検出器との間で光学通路となる手段とを備えたヘッドと、 前記列に配置された前記試料それぞれの光学的特性を測定すべく、前記列の長手に沿って前記ヘッドが移動する際に、前記光検出器の出力に応答する手段とを備えた装置。
IPC (3件):
G01N 21/27
, G01N 21/03
, G01N 33/543 501
FI (3件):
G01N 21/27 Z
, G01N 21/03 Z
, G01N 33/543 501 Z
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