特許
J-GLOBAL ID:200903015485884524

遺伝子治療用アデノウイルス由来組換えベクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243542
公開番号(公開出願番号):特開平8-238092
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 特に遺伝子治療に適する新規アデノウイルス由来ベクターの提供。【解決手段】 野性型アデノウイルスに比べ、E1領域が機能的な態様では存在しないベクター。これはアデノウイルスのE3領域の生物学的に機能的な一部を含有する。この結果、通常はアデノウイルスのタンパク質の発現を起こさないが、そのタンパク質が発現された場合には、そのタンパク質に対する宿主の免疫応答を抑制する。それにより、そのベクターに感染した宿主細胞は長く生きる。従って、前記細胞中に導入される治療用の物質は、より大量に又はより長期間産生される。このベクターはアンチセンス療法のための、又はサイトカイン、特にIl-1等の、もしくは単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ等のいわゆる自殺遺伝子などガンと闘う遺伝子のための遺伝情報を含む。前記ベクターの作製方法及びこれらを用いた遺伝子治療の方法も開示されている。
請求項(抜粋):
アデノウイルスをコードするDNAの少なくともE1領域が欠失されており、E3領域の少なくとも機能的部分がベクター中に存在する、アデノウイルス由来組換えベクター。
IPC (6件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 48/00 ,  C07H 21/04 ,  A61K 38/21 ADU ,  C07K 14/54 ,  C12P 21/02
FI (6件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A61K 48/00 ,  C07H 21/04 B ,  C07K 14/54 ,  C12P 21/02 K ,  A61K 37/66 ADU

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