特許
J-GLOBAL ID:200903015490097450
画像処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209837
公開番号(公開出願番号):特開平6-038055
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【構成】エッジ・細線検出部4Mは、画像のエッジ部と、所定幅(たとえば3画素)以内の細線部とを検出する。黒画素検出部7は、無彩色の高濃度画素を黒画素候補とする。黒画素候補の画素が同時にエッジ部または細線部の構成画素であるときには、カラー調整部11からの補正データが選択される。カラー調整部11は、Y,M,C,BKデータに対して黒を強調する処理を施す。カラー調整部11には、細線部の画素に対しては黒を強く強調するための補正係数Ltが与えられ、細線部以外の画素に対しては黒を弱く強調するための補正係数Leが与えられる。【効果】黒色文字のエッジ部および細線部の構成画素は、黒色が強調される。細線部は強く強調され、細線部以外のエッジ部は穏やかに強調される。これにより、黒色文字を良好に再生できる。
請求項(抜粋):
カラー画像を光学的に読み取って3原色のそれぞれの濃度に対応する3原色データに変換し、さらに3原色データに基づいて黒色の濃度に対応した黒データを作成する変換手段と、上記画像データに基づいて、注目画素が無彩色の画素であってしかも濃度が所定値以上であるときにこの注目画素を黒画素候補とする黒画素検出手段と、注目画素の画像データと注目画素に隣接する画素の画像データとに基づいて当該注目画素の近傍の濃度勾配を検出し、この濃度勾配が所定値以上であるときに、この注目画素をエッジ部の画素と判定するエッジ検出手段と、注目画素が所定幅以下の画像部分である細線部を構成する画素であるか否かを判定する細線検出手段と、注目画素がエッジ部の画素と判定され、かつ、黒画素候補とされたときに、当該画素を黒色文字のエッジ部を構成する画素と判定する第1の判定手段と、注目画素が細線部を構成する画素と判定され、かつ、黒画素候補とされたときに、当該画素を黒色文字の細線部を構成する画素と判定する第2の判定手段と、上記第1の判定手段により黒色文字のエッジ部の画素と判定された画素に関して、3原色の濃度を減少させるとともに黒色の濃度を増大させるように、上記3原色データおよび黒データに補正を施す第1のデータ補正手段と、上記第2の判定手段により黒色文字の細線部の構成画素と判定された画素に関して、3原色の濃度を減少させるとともに黒色の濃度を増大させるように、上記3原色データおよび黒データに上記第1のデータ補正手段による補正よりも強い補正を施す第2のデータ補正手段とを含むことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
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