特許
J-GLOBAL ID:200903015490984316

逆入力遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-242757
公開番号(公開出願番号):特開2006-057804
出願日: 2004年08月23日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】円錐クラッチの締結解除によって入力軸から出力軸へ動力を伝達すると共に、逆入力を遮断するようにした逆入力遮断装置において、円錐クラッチを安定よく解除させることができるようにすることである。【解決手段】入力軸1と出力軸2の対向端面間にクラッチディスク5を軸方向に移動可能に設け、その外周に円錐形の可動摩擦面11を形成し、ハウジング3に一体化されたリング状部材7の内周に円錐形の固定摩擦面10を設ける。クラッチディスク5を弾性部材6によって付勢するとともに、入力側トルクカム手段20aと、出力側トルクカム手段20bを設ける。クラッチディスク5とハウジング3間に設けた回転抵抗付与手段30により回転抵抗を付与して、入力軸1に対する動力の入力時に、入力軸1とクラッチディスク5とが相対的に回転するようにして、円錐クラッチ12の解除の安定化を図る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力軸と、その入力軸に軸端面を対向して同軸上に配置された出力軸と、前記入力軸と出力軸の対向面間に配置されて軸方向に移動可能とされ、外周には静止部材に形成された円錐形の固定摩擦面との間で円錐クラッチを形成する円錐形の可動摩擦面が設けられたクラッチディスクと、前記円錐クラッチが結合する方向にクラッチディスクを付勢する弾性部材と、前記入力軸とクラッチディスクの対向面間に組込まれ、その入力軸とクラッチディスクの相対回転によりクラッチディスクを円錐クラッチが結合解除する方向に移動させると共に、円錐クラッチの結合解除状態で入力軸の回転トルクをクラッチディスクに伝達する入力側トルクカム手段と、前記クラッチディスクと出力軸の対向面間に組込まれてクラッチディスクと出力軸の相互間で回転トルクを伝達すると共に、クラッチディスクと出力軸の相対回転によりクラッチディスクを円錐クラッチが結合する方向に移動させる出力側トルクカム手段とから成り、前記円錐クラッチの結合によって出力軸から入力軸への逆入力を遮断するようにした逆入力遮断装置において、前記クラッチディスクと静止部材の相互間にクラッチディスクに回転抵抗を付与する回転抵抗付与手段を設けたことを特徴とする逆入力遮断装置。
IPC (1件):
F16D 43/21
FI (1件):
F16D43/21
Fターム (8件):
3J068AA07 ,  3J068BA19 ,  3J068BB03 ,  3J068BB07 ,  3J068EE05 ,  3J068FF03 ,  3J068GA03 ,  3J068GA11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 動力伝達機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-174391   出願人:エヌティエヌ株式会社

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