特許
J-GLOBAL ID:200903015503121266

電動射出成形機の射出軸制御装置及びこれを用いた電動射出成形機の射出軸制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029371
公開番号(公開出願番号):特開平9-220740
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 樹脂の反力と保圧完了後のトルク設定値との差が大きな場合、急激なスクリュー後退が発生し、シリンダ内に空気を吸い込み、樹脂内に気泡が発生してしまう。【解決手段】 モータ170に加えるトルクを制御するために入力されるトルク設定値、モータ170の射出方向と逆方向の回転速度を制御するために入力される逆方向速度制限値及び速度演算器140において算出されたモータ170の回転速度に基づいてモータ170の逆方向の回転を制御するための第2のトルク指令値を決定し、出力する逆方向速度制限手段120と、第2のトルク指令値、順方向速度制限値及び速度演算器140において算出されたモータ170の回転速度に基づいてモータ170の順方向の回転を制御するための第1のトルク指令値を決定し、出力する順方向速度制限手段110とを設ける。
請求項(抜粋):
射出軸の駆動源となるモータ(170)と、該モータ(170)の回転速度を算出する速度演算器(140)と、前記モータ(170)に加える第1のトルク指令値を決定し、出力する順方向速度制御手段(110)とを有してなる電動射出成形機の射出軸制御装置において、前記モータ(170)の射出方向と逆方向の回転速度を制限するために入力される逆方向速度制限値と前記速度演算器(140)において算出された前記モータ(170)の回転速度とを比較し、該比較結果と前記モータ(170)に加えるトルクを制御するために入力されるトルク設定値とから前記モータ(170)に加える第2のトルク指令値を決定し、出力する逆方向速度制御手段(120)を具備し、前記順方向速度制御手段(110)は、前記モータ(170)の射出方向の回転速度を制限するために入力される順方向速度制限値と前記速度演算器(140)において算出された前記モータ(170)の回転速度との比較結果と前記第2のトルク指令値とから前記モータ(170)に加える第1のトルク指令値を決定して出力し、前記モータ(170)は、前記第1のトルク指令値に基づいて駆動することを特徴とする電動射出成形機の射出軸制御装置。
IPC (3件):
B29C 45/46 ,  B22D 17/26 ,  B29C 45/77
FI (3件):
B29C 45/46 ,  B22D 17/26 J ,  B29C 45/77

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