特許
J-GLOBAL ID:200903015503140112

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-050587
公開番号(公開出願番号):特開2003-254205
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 ピニオンギヤやオーバランニングクラッチとロータシャフトとの間の摺動部の焼き付きや摩耗を長期間にわたって防止でき、しかも、ピニオンギヤがエンジンのクランクシャフト側のリングギヤに軸方向から係脱する際の衝撃を緩和することができるエンジン始動装置を提供する。【解決手段】 ピニオンギヤ3がクランクシャフト側のフライホイールFHのリングギヤRGに係合する方向へスライド操作される際、第2オイル室28の容積変化に伴なってオイル通路2Aを流動するオイルにオリフィス33Aが流動抵抗を与える。その結果、ピニオンギヤ3はスライド速度が低下してリングギヤRGに軸方向から円滑に係合する。また、第1オイル室24および第2オイル室28内のオイルによってピニオンギヤ3やオーバランニングクラッチ4とロータシャフト2との間が長期間にわたって確実に潤滑される。
請求項(抜粋):
電動モータのロータシャフトにスライド自在に装着されたピニオンギヤがオーバランニングクラッチと共にスライド操作されてエンジンのクランクシャフト側のリングギヤに軸方向から係脱するように構成されているエンジン始動装置であって、前記ピニオンギヤまたはオーバランニングクラッチの少なくとも一方と前記ロータシャフトとの間には、前記ピニオンギヤのスライド移動に伴ない容積が変化するオイル室が構成されており、このオイル室は、オリフィスを有するオイル通路を介してオイルリザーバ室に連通されていることを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (2件):
F02N 11/00 ,  F02N 15/06
FI (2件):
F02N 11/00 P ,  F02N 15/06 D

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