特許
J-GLOBAL ID:200903015510949490

化学的洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115214
公開番号(公開出願番号):特開平9-279371
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 厚く堆積した酸化鉄スケールを、均等に化学的に完全に溶解除去することができる化学的洗浄方法を提供する。【解決手段】 堆積厚みが1mmを越えるスケールを、アミノポリカルボン酸又はその塩を洗浄液として用いて溶解除去する化学的洗浄方法において、前記洗浄液をヒドラジンとアルカリ剤を用いてpH6.0〜10.5の間に調整して用い、温度を60°C〜100°Cの範囲で洗浄処理を行うことによって、酸化鉄の溶解に伴うヒドラジンと鉄(III)イオンとの酸化還元反応と、その反応で発生する窒素ガスの攪拌効果とを、スケール溶解促進作用として用いて、沈降堆積性の酸化鉄スケールを溶解除去することとしたものであり、前記ヒドラジンは、添加濃度が前記洗浄液として用いるアミノポリカルボン酸の0.15分子当量以上とするのがよく、また、前記洗浄液のpH値が、9.5以上の場合は処理温度を90°C以上とするのがよい。
請求項(抜粋):
堆積厚みが1mmを越えるスケールを、アミノポリカルボン酸又はその塩を洗浄液として用いて溶解除去する化学的洗浄方法において、前記洗浄液をヒドラジンとアルカリ剤を用いてpH6.0〜10.5の間に調整して用い、温度を60°C〜100°Cの範囲で洗浄処理を行うことによって、酸化鉄の溶解に伴うヒドラジンと鉄(III)イオンとの酸化還元反応と、その反応で発生する窒素ガスの攪拌効果とを、スケール溶解促進作用として用いて、沈降堆積性の酸化鉄スケールを溶解除去することを特徴とする化学的洗浄方法。
IPC (2件):
C23G 1/14 ,  C11D 7/32
FI (2件):
C23G 1/14 ,  C11D 7/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-028890
  • 特開平1-021088
  • 特開平1-159388

前のページに戻る