特許
J-GLOBAL ID:200903015513210461
ターボジェットエンジン用下流フラップ付推力反転装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032060
公開番号(公開出願番号):特開平8-240150
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【課題】 高い希釈率を示す二重流束型ターボジェットエンジンに適した推力反転装置を提供する。。【解決手段】 フラップ(20)は、直接噴射時、二次流路の外側隔壁(14)のなかに組み込まれてファンの排気コーンの下流端を形成している。移動手段に連結されたフラップ(20)は、展開位置において、ピボット(21)のまわりを旋回し、二次流束の偏向障害物を構成する。各フラップ(20)は、流路の内側固定構造(18)上の連接棒(23)によって後方に接続されており、フラップのピボット(21)は、フラップ(20)が展開されたときにターボジェットエンジンの軸に平行に後方スライドできるスライド式キャリア(22)によって支持されている。
請求項(抜粋):
ターボジェットエンジンの直接噴射による運転時には二次流束の環状流路の外側隔壁(14)に組み込まれてターボジェットエンジンにおけるファンの排気コーン下流端を形成すると共に、展開位置にあるときには二次流束の偏向障害物を構成して推力の反転を行うことができるフラップ(20)又は移動可能な構成部品を備えており、前記フラップ(20)がピボット(21)のまわりを旋回するように取り付けられると共に移動手段に連結されているところの二重流束型ターボジェットエンジンの推力反転装置であって、各フラップ(20)が二次流路の内側固定構造(18)の少なくとも一つの連接棒(23)によって後方に接続されており、前記フラップのピボット(21)は、直接噴射運転時にフラップ(20)内側の上流縁と外側の径方向固定構造(19)との間の接続が切断されることなくかつ空洞も存在せずに航空力学的曲線を有するように、フラップ(20)が推力反転の展開位置に移行するとき、ターボジェットエンジンの長手方向幾何軸に平行な方向に沿って後方にスライドすることができるスライド式キャリア(22)によって支持されている推力反転装置。
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